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2月20日(火)発売の「盛りすぎ! あらびきポークフランクロール」「盛りすぎ!ハムカツサンド」「盛りすぎ! チャーシューマヨネーズおにぎり」と合わせ、「盛りすぎチャレンジ」第三弾商品です。
【ローソン盛りすぎチャレンジ第3弾】濃密カスタードシュー・ハムカツサンド・ポークフランクロール・チャーシューマヨネーズおにぎり“47%増量”大幅超過も!?【カロリー・値段・発売日まとめ】
「盛りすぎチャレンジ」は全国のローソンが“日本中を元気にしていく”ことを目指す企画「日本全国47都道府県ハピろー!計画」の一環。キャンペーン商品は“お値段そのまま47%増量”を謳い文句に全19品が展開されます。
“47%増量”の増量対象は商品により違いがあり、第三弾では「盛りすぎ!ハムカツサンド」が“ハムカツがお値段そのまま47%以上増量”、その他3品は“総重量がお値段そのまま47%増量”と謳われています。
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第3弾の4商品の中で先行して登場する「盛りすぎ濃密カスタードシュー」は、通常商品「濃密カスタードシュー」をサイズアップした盛りすぎスイーツです。値段は通常品と同じ税込173円。ただし沖縄地域では税込194円です。
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盛りすぎスイーツ第一弾「Uchi cafe 盛りすぎ! プレミアムロールケーキ」と第二弾「Uchi cafe 盛りすぎ! バスチー -バスク風チーズケーキ-」は、どちらもローソンの公式発表では、“総重量がお値段そのまま47%増量”とされていました。
しかし、「ランチバッグ」編集部で実際に計量して通常商品と比較検証したところ、盛りすぎプレミアムロールケーキ」「盛りすぎバスチー」ともに総重量で“約62%増”。公表の“47%増量”を15ポイントほど超過して増量しています。
これを踏まえると、盛りすぎスイーツ第三弾「盛りすぎ濃密カスタードシュー」も、第一弾・第二弾の“重量62%増”というところに落ち着きそうと思うかもしれませんが、状況はそう単純でもありません。
以下、「盛りすぎ濃密カスタードシュー」の総重量が通常品の“約62%増”を大きく超過すると考える理由、“約62%増”には届かないと考える理由、それぞれを挙げて考察したいと思います。
【ローソン“盛りすぎバスチー”レビュー】バスチー通常品と比較検証、カロリーと総重量“47%増”は本当?【盛りすぎチャレンジ2024】
まずは「盛りすぎ濃密カスタードシュー」が「プレミアムロールケーキ」と「バスチー」の“62%増量”を超えると考える材料を提示します。
ローソンの売り場でよく見かける1個入りの定番シュークリームには、「盛りすぎ濃密カスタードシュー」のベースとなる「濃密カスタードシュー」のほかに、「大きなツインシュー」があります。
「盛りすぎ濃密カスタードシュー」発売前に、ローソン店舗にて購入してきた「濃密カスタードシュー」と「大きなツインシュー」を比較してみます。
「濃密カスタードシュー」「大きなツインシュー」の両商品を並べてみます。この時点でかなりの違いが見て取れます。
商品情報によると、「濃密カスタードシュー」の値段は税込173円、カロリーは1個191kcal。実際にはかりに載せて計量した結果、「濃密カスタードシュー」の重量は57gです。
「大きなツインシュー」の値段は税込138円、カロリーは1個348kcal。値段は「濃密カスタードシュー」より低く、カロリーとしては「濃密カスタードシュー」より約82%高いです。計量の結果、「大きなツインシュー」の重量は110g。
計算すると「大きなツインシュー」は「濃密カスタードシュー」との比較で、約93%重いです。
ローソンのチルドスイーツコーナーでは、通常商品としてこの「大きなツインシュー」が売られています。「盛りすぎ濃密カスタードシュー」発売時にも、「大きなツインシュー」が棚に並んでいる状況はあると考えて良いでしょう。
「大きなツインシュー」と、それより小さい「盛りすぎ濃密カスタードシュー」が同じ棚に並ぶ場面を想像すると、「あれ!? ツインシューの方が大きくない?」ということにもなりかねません。
だからこそ、ローソンとしては「大きなツインシュー」に匹敵するサイズ感まで、「盛りすぎ濃密カスタードシュー」を増量することもあり得そうです。
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最後に、「盛りすぎ濃密カスタードシュー」が通常品の51%増ほどの総重量となる可能性を述べます。
実は、2月18日時点でローソンの公式サイト内には「濃密カスタードシュー」通常品と「盛りすぎ濃密カスタードシュー」、両方の商品ページが公開されています。
製品重量は掲載されていませんが、判断材料になりそうな要素として、1個あたりのカロリーが載っています。
通常品「濃密カスタードシュー」1個のカロリーは191kcal。
「盛りすぎ濃密カスタードシュー」1個のカロリーは288kcal。
比較すると、「盛りすぎ濃密カスタードシュー」のカロリーは通常品の約51%増しになっています。
中味が異なるのであくまで参考値ですが「大きなツインシュー」は348kcal。「盛りすぎ濃密カスタードシュー」よりハイカロリーです。
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カロリーの“51%増”は、そのまま「盛りすぎ濃密カスタードシュー」が“総重量で51%増量”と考える決定的証拠のようにも思えるかもしれません。
しかし、厳密にいえばシュークリームを増量するときに「そのままの形で」大きくすることはできず、総重量に占める生地とクリームの使用比率は変わるはずです。
実際のところは分かりませんが、成型の都合や、大きくしたときの食べ心地への配慮もあって、何らかのレシピ変更が行われることもあるかもしれません。
もちろん、大前提として“お値段そのまま総重量で47%増量”ぴったりであったとしても、まともに考えれば「文句のつけようもないくらいにお得」です。
しかし、我々「盛りすぎファン」がこの「盛りすぎチャレンジ」を通じ、ローソンの「公表値を大きく超えて驚かせてくるやつ」をすっかり期待するようになってしまっているのも事実です。
筆者の結論としては「驚かせてくれること」を願っていますが、仮に“51%増”のときにも、しっかりと感謝を持ってボリューム感を楽しみたいと思います。
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