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キャンプ用の羽釜が人気となるなど、アウトドアでも炊飯にこだわる人が増えるなか、なんとキャンプで使えるポータブルな「かまど」が登場した。羽釜本来の炊飯性能を引き出すのが、焚き火でもバーナーでもなく、日本の食文化における調理器具の原点ともいえる、日本のクッキングストーブ「かまど」だ。
「ファイヤーサイドかまど」は、従来のかまどのイメージを一新するモダンなタイル使いが特徴のポータブルかまど。炉材には、能登半島の天然珪藻土を原料とする特殊耐火断熱レンガを使用。
珪藻土は表面に無数の小さな孔がある超多孔質構造で、この孔が空気を含むため一般的なレンガに比べて軽く、重さは1/3。かまどの重さは50.0kg。コンパクト設計で場所をとらないので、普段は土間、軒下、庭の東屋などに据え付けておき、キャンプなどへ持ち出すことも可能だ。
また、珪藻土レンガは保温効果もきわめて高く、外部への熱の伝わりをシャットアウト。遠赤外線の放射率も高いため、食材の旨みを引き出し、かつ燃料も節約できるという利点もある。2升を焚くのに必要な薪はわずか600gで、約40~50分でふっくら美味しく炊き上がるという。
オプションで、鍋での調理や焼き網を置いてのバーベキューが楽しめる金輪も用意されているので、米を炊く以外にも幅広い調理に対応している。
なお、受注生産品となっていて、納品までおおむね1カ月半ほどかかるという。また、使用には別途煙突が必要になる。
(問)ファイヤーサイド tel:0120-46-7877 http://www.firesidestove.com