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キャンプシーンで欠かせない、けれどなぜか手を抜きがち(忘れがち)なアイテムのひとつが「ペグハンマー」。テントやタープを地面に固定するためのペグを打ち込むアレです。
金槌や、いわゆるハンマーと何が違うか、というとさほど違いはありませんが、地面に刺さりすぎてしまったペグを抜くためのディテールがあったり、カラビナ等で吊るすことができるようにループや紐が付いていたりと、キャンプにおいて特に便利な機能が付加された専用品ということ。
ただし、これまではヘッド部分がT字のモノがほとんどでした。
CARAJAS PEG HAMMER ¥4212
そして、写真を見てもらえればわかるように、ストレートヘッドかつ、見たことのない斬新なデザインに仕上がったペグハンマーが、この春登場します。
こちらを製作したのは、日本のmuraco(ムラコ)。黒いテントと「m」ロゴがトレードマークの新鋭アウトドアブランドで、当サイトでも立ち上げのタイミングから追い続けてきました。
小さな金属加工工場から生まれたムラコは、0.01mmの誤差が品質を左右する世界で磨かれたファクトリーの技術と、クラフトマンシップあふれる様々な分野のプロフェッショナル達のノウハウを結集し、アウトドア(特にキャンプ)をベースに製品作りを行っています。
この新作のペグハンマーも、発案からデザイン、加工まですべて自社で行っているれっきとしたメイド・イン・ジャパン。さすがは金属加工を基盤としているだけあり、見惚れてしまうほどの仕上がり。
ディテールを見れば見るほど、その技術力の高さがうかがえます。
ムラコの新作ペグハンマーを実際に使ってみたところ、まずは軽さに驚きました。打ち込んでみると絶妙な重量配分なのがわかります。
そして、打撃面が広く取られているだけあって、非常に打ち込みやすい。これなら誤って手を打ち付けて怪我をすることも激減しそうです。
ストレートヘッドは慣れが必要なのか、すこし力が加わりにくい気もしましたが、ペグ打ち専用と考えればT字ヘッドでなくてもOKなことが分かりました。ちなみに鋳鉄製のペグには使用できないとのこと。
特殊なヘッド形状だからこそ、ペグの抜き方も様々対応可能。写真のように中に通して抜くのもありですし、地面に埋まってしまっている状況でも外側を引っ掛けて対処できます。
さらに、半円状の部分を使えば栓抜きにもなる優れモノ。デザイン性だけでなく多機能、というのも「買い」のポイントです。
前述したように、ムラコは金属加工のプロフェッショナルなので、メタル製品に強いアイデンティティを持つブランドですが、テントからライフスタイルアイテムまで、その製品ラインナップは多岐に渡ります。
ここではNEWカラーのテントと新作のTシャツ&キャップをピックアップ!
NIMBUS 4P ¥62640
ムラコのベストセラーであるBLACK BEAKの新色。他にはないグレーカラーで統一された唯一無二なスタイルはテントサイトで主役級になること間違いなし。4月20日発売開始予定。
mロゴ ジェットキャップ ¥4104 DRY ATHLETIC “m”TEE w/p ¥4644
ムラコオリジナルのジェットキャップやポケTもラインナップ。どちらも普段使いしやすい街的なデザインながら、機能素材を用いたアクティブ派のためのアイテムに仕上がっている。4月末発売予定。
Photo/Takuma Utoo(item),写真提供muraco
(問)シンワ tel:0120-351-665 info@muracodesigns.com
http://www.muracodesigns.com/index.html