日本発のベビーカーブランド「AIRBUGGY(エアバギー)」。子育て経験のある方はご存じではないでしょうか? エアバギーは2001年に誕生し、その使い勝手とタフネスで多くのファンを獲得しています。

今回『東京アウトドアショー2025』にてブースを発見したので取材を敢行。アウトドア系イベントではあまりお目にかかれないブランドだけに注目を集めていました。

耐久性と使い勝手を両立した三輪ベビーカー!

エアバギーの特徴としてはまず足周り。デザインのポイントにもなっている”三輪”は小回りが効かせやすくなっており、低重心も相まってバランス感にも優れています。実際にブース周辺を押し歩いてみたところ重量感(本体10kg前後)をさほど感じさせず、来場者の合間を縫うようにスイスイ進めました!

これは自転車などと同じホイールベアリングを採用して抵抗を軽減させながら、”エアタイヤ“によって衝撃を和らげているのも影響しているとのこと。

セミブロックタイヤはオフロードにも対応。またハンドブレーキは、ホイール内にシューを押し付けて強力な制動力を発揮する”ドラムブレーキ“を採用しています。

そして一番の見どころは”耐久性“です。頑丈なアルミフレームを使っており、耐荷重はおよそ27.5kgで、一般的なモデルよりも1.5~2倍に設定されています。

タフな作りはアウトドアギアやアパレルにも共通するところもあり、外遊びが好きなパパママが愛用していることも多いのだとか。そのため新色では要望の多かったグリーンとベージュが追加されて”アウトドア系”をアピールしています。

2024年にはand wander(アンドワンダー)とコラボしてベビーコレクションを製作。スペシャル仕様のベビーカーのほか計10アイテムをリリース。詳しくはこちらの記事をチェックしてみて。

バスケットやペット用として再利用も可能。

とは言っても子供が成長したら無用の長物になってしまうのがベビーカーの常……。しかし、エアバギーはフレームを生かしながら”上物“を入れ替えるシステムを採用してこの問題を解決!

エアバギーシリーズ(左) ¥79200~

まず写真左はベビーカー(ストローラー)仕様ですが、専用アダプターを使いマルチバスケットに変更することでマルチカートにチェンジ(写真中央)。買い物はもちろんレジャーでの荷物運びなどに役立ちそうです。

さらに折り畳み式の屋根を付けた”ドーム3“はペット用として開発されたもので、とくに小型~中型犬のオーナーが愛用しているそうです。ご近所の散歩ならともかく、状況によっては抱っこして移動することも多いのでカートが利用できれば助かりますね。

エアバギードーム3(¥64900~)はスモール、レギュラー、ラージの3サイズが揃うのでワンちゃんの体格や体重に合わせてチョイス可。既にフレームを所有している人向けに載せ替えセットもラインナップ。

これなら子育てが一段落した後でもベビーカーを無駄にせずに済みそうです。例えば幼児のうちはベビーカーとして、その後はペットを飼って、子供が成長したら老後は買い物用のマルチカートとして使用することも。

そんなライフスタイルに寄り添うエアバギーは、現在、先述したフレームを軸に『ライフバギー』として展開されています。高価ではありますが、長く使うことを考えれば十分に元を取れるのでは?

他のモデルも見逃せない。大型犬にはコチラがおすすめ。

エアバギー キャリッジ 2点セット ¥71500~

低床設計の台車タイプは大型犬にぜひ! 耐荷重55kgまで対応し、足腰が衰えたワンちゃんも乗り降りしやすいようスロープが備えられています。

オプションでレインカバーやフロントバークッションなども用意。折り畳んでクルマのトランクに入れることも可能です。

展示車両は天井部にキャリアが追加されていました。自分仕様にアレンジしてみるのもありですね。

こちらはエアバギー(GMPインターナショナル)が輸入販売するアメリカのモビリティブランド「VEER(ヴィア)」。子供やペット、様々な荷物を運べる屈強なアウトドアワゴンです。

ヴィア・クルーザー ¥79200~

Photo/Fumihiko Ikemoto


(問)エアバギーカスタマーサービスセンター  tel:0120-178-363(ペットカートは0120-98-1511) https://store.airbuggy.com/i

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情報提供元: GO OUT
記事名:「 トランスフォームで子供もペットも荷物もOK! 3WAYで使えるエアバギーのマルチシステムに注目。【東京アウトドアショー2025】