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自然を身近に感じることができる開放的な住まいを求め、今年の春に理想の戸建てを建築した鈴木さん。新たな拠点として選んだのは、那須高原や温泉郷にもほど近い那須塩原市の郊外だ。「森の中にあるキャンプ場のような場所に住みたかったんです。それで探しまくって見つけたのが、別荘エリアに隣接する森深い土地。なるべく周辺の森林を一望できるように、リビングを2階に設計して、両側に大きな窓を設置しました。秋冬は落ち葉の絨毯や雪化粧、春夏は緑に覆われた景色が堪能できると思います」。
しかし、東京でシゴトをすることがほとんどの職種のため、完全に移住するのではなく、都内にも住居スペースを残した、二拠点生活を満喫している。「滞在の割合は、いまのところ半々くらいだけど、那須はオンオフの切り替えにもちょうどいい距離感。おかげで生活にメリハリが出たし、プライベートで遊ぶ範囲もひろがりました。こっちに来てまだ半年くらいなので、これからゆっくりまわりの自然も楽しんでいきたいです」。
すぐに移動できるようにしています。撮影時は雨戸を閉めるけど、それ以外はカーテンもつけていません」。関東随一のクライミングスポットとして知られる青梅・御岳渓谷の近くに、撮影スタジオを兼ねたセカンドハウスを賃貸しているフォトグラファーの藤巻さん。「趣味のクラミングを楽しむ拠点だけど、シゴトでも使えるようアトリエにしました。とはいえ撮影機材は必要最低限にして、普段はスタジオ的な要素も皆無。なるべくリフレッシュできる場所にしたかったから、ちょっと〝余白〞を意識した、ミニマルなレイアウトを心がけています」。
そんな場所で活躍しているのが、お気に入りのアウトドアギアやリラックス系のアイテム。室内外でチルアウトできる機能美プロダクトを厳選している。「クライミングにもすぐに行けるけど、川や湖も近いから、外遊びと日常の中間みたいな空間かも。ここを借りてまだ半年だけど、おかげで外遊びがより身近になったし、ひとりで静かに過ごせるから、ジブンと向き合う時間も増えました。都内にある自宅との距離感も、ちょうどいいんですよ。しばらくは、このミニマリスト的な二拠点暮らしを満喫したいですね」。
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