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「購入したのは3年ほど前。もともと旧い、いすゞの117クーペに乗っているんですが、アウトドアをしっかりと楽しめるクルマが欲しくて。そんなときにサーフトリップが趣味の前オーナーが4WDモデル乗り換えで手放すと聞いたので、思い切って譲り受けることにしました」。毎日の通勤はもちろん、休日のアクティビティを楽しむ一番大きなギアとして、いまでは生活に欠かせなくなったという。
「排気量が大きくないので、高速も渋滞を避けてのんびりと走りたいんです。なるべく夜のうちに移動して、疲れたらゆっくりとベッドで仮眠をとっています」。キャンプ場到着後は、サイドタープを伸ばしてリビングを設営するだけで、サイトが完成。備え付けのキッチンはあまり使うことはないが、ポップアップ式のルーフスペースは仲間たちと出かけた際に大活躍しているそう。
そんなヴァナゴンが元気よく走るようになるまでの道のりは、平坦ではなく、ミッションの不調により専門店に修理をお願いしたものの、作業が進まずヤキモキした時を1年過ごしたそう。預けているうちに車検も切れて再取得したこともあり、その一件以来、修理を依頼するショップ選びは慎重になったそうだ。
「ようやく手元に戻ってきた後に、走行中エンジンが不調となり煙が上がった時は、さすがに肝を冷やしました……。また長期間預けるのは寂しかったので、大阪にあるヴァナゴンが得意なフォルクスワーゲンのプロショップGAKUYAに修理をお願いして陸送しました。さすが専門店だけあって帰ってきた後は、ホントに快調です」。
日常使いでもファンベルトが切れることもあるそうで、遠出の際はクーラント液やエンジンオイルを必ず準備するのが、旧いクルマに乗っている必要性と話す。「手間がかかるのはどの旧車でも一緒ですから。ずっと憧れていたクルマなので、これからも大事に乗っていきたいです」。
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