モーターサイクル界のイケてる「イマ」を伝える連載企画。今回は、ファッションからライフスタイルまで幅広いカルチャーを提案しているセレクトショップ「BEAMS(ビームス)」でスーパーバイザーを務める小田部さん。外遊びをミックスしながら楽しむバイクライフをご紹介いたします!

※本記事は2024年12月号掲載の転載企画です。

【’97 YAMAHA BRONCO】古過ぎず扱いやすさがちょうどいい空冷オフロード車にいまでも夢中!

小田部 裕 ビームス スーパーバイザー
ビームス各店での販売スタッフを経て、複数店舗の運営関わるスーパーバイザーに。16歳で原付免許を取得後、18歳で中型バイクへとステップアップ。これまでの愛車遍歴はXJR400やTW200などヤマハ愛を貫いている。

学生時代に免許を取得し、これまでヤマハのバイクばかりを乗り継いできたという小田部さんの愛車は、レトロなスクランブラールックのブロンコだ。「20代の頃に乗り始めたんですけど、都内をバイクで移動していると意外と押して歩くことも多いので、この軽さが動かしやすくてちょうどいいんですよ」。

もうひとつの趣味である登山をはじめるなど、ライフスタイルの移り変わりで一度は手放したものの、コロナ禍に再び購入。年式相応のイージートラブルなどを乗り越えて、現在はバイクのある生活を満喫しているそう。

「休日は、自分の知らない場所を訪ねるツーリングを楽しんでいます。下道をのんびり走行するのが気持ちいいんですよ。登山で使っているウルトラライト系ギアとも相性がいいので、ジブンが好きな西海岸スタイルに組み合わせて、コーディネートを楽しんでいます」。

小田部さんのライディングアイテム。

思い出の詰まったコーチジャケット。

ダウンベストの上から着用できるオーバーサイズのコーチジャケットは気温変化の調整に最適。友人の古着店で購入した思い出深い1着。

アメリカ生まれのULブランド。

アメリカのUL系ガレージブランド「Zpacks」は、キャップやバッグを本国から直接取り寄せて愛用している。

西海岸スタイルにアウトドアをMIX。

ダウンベストはシエラデザインのビームス+別注モデル。朝晩や山岳地域の寒暖差を調整するのに最適だそう。

足元はハーフキャブで決まり!

バイクに乗車する際はヴァンズ一択と話す小田部さん。その中でもハーフキャブはギアチェンジなどの操作がしやすいとのこと。

ヘルメットはキレイめをチョイス!

コーディネートのバランスを考えて、ヘルメットはレトロルックなオーシャンビートルをチョイス。グローブは扱いやすいメカニックスを着用。

フィールドでも街中でも軽快さが魅力なオフ車。

90年代後半のカスタムバイクブームに合わせ、本格派トレイルバイクのセロー225をベースに、メタルパーツを多用して街に映えるレトロなスタイルで登場したブロンコ。軽量で扱いやすく、隠れた名車として中古市場でも人気のモデルだ。

タンクには、取り外し可能なスマートフォンホルダーを装着。
フロントはアップタイプを装着。
マフラーやサイドカバーはノーマルのままでも好スタイル。

Photo/Fumihiko Ikemoto Text/Tatsunori Takanashi

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情報提供元: GO OUT
記事名:「 【MOTORCYCLE STYLE SAMPLE】小田部 裕:’97 YAMAHA BRONCO