ギアのように使い分けたいけどそうはいかないクルマ選びに悩めるみなさんのために、カッコも機能も納得のいく1台に乗る達人たちのスタイルをリサーチしてきましたので、ジブンに似合う愛車選びの参考にどうぞ!!

チープアップカスタムを施し、ほどよくワイルドなVクラスに。(’16 MERCEDES-BENZ V280)

OWNER蒲谷健太郎(bal デザイナー)

購入:2022年/専門店(シフトモータリング)

蒲谷さんが4人家族用のファミリーカーとして選んだ1台は、メルセデスのVクラス。フェンダーやシルバーパーツをブラックアウトさせて、鉄チンホチールをセットしたチープアップカスタムを施している。「無骨過ぎず、モダン過ぎない、ほどよいアウトドア風味を意識しました。見た目以上にコンパクトだから街中でも運転しやすいし、中身はラグジュアリーカーなので長距離も快適」。

サイドオーニングやカーサイドタープの併用も検討中。「あまりカスタムしたくないけど、もう少しキャンプ装備は充実させていきたいですね」。

ラゲッジルームはデッドスペースがないスクエアシルエット。「2列目のシートを外し、3列目のシートを2列目にセットしています」。

純正カラーのひとつ、プエブロベージュにオールペンして、マットブラックとの2トーンに仕上げている。「サイズ的にはアルファードと同じくらいだから、立体駐車場も入れます。そのあたりも購入の決め手です」。

渓流釣り遠征用に入手した、アウトバックの快適さに驚き。(’21 SUBARU LEGACY OUTBACK)

OWNER:鰤岡力也(MOBLEY WORKS ウッドワーカー)

購入:2023年/正規ディーラー

ハイエースからジムニーまで、スタイルの異なるクルマを複数台所有する鰤岡さんが、外遊び用に入手したのがアウトバックの現行モデル。「フライフィッシングが趣味で、遠征することが多いので、長距離をラクに走れる1台として選びました。いままで旧車や商用車ばかり乗ってきたから、あまりの快適さに驚いています」。

アメリカで走っているスバル車を意識して、ノーマルのままラフに乗りたいとか。「配色も含め、いなたい雰囲気もお気に入り。しかも運転も楽しいから、こればかり乗っちゃいます。このままスバリストになりそう(笑)」。

北米仕様のアウトバックが装備するウィルダネスのステッカーをセット。「唯一のカスタムポイント」。

ボディカラーは「このカラーリングが、アメリカのおじさんっぽくて1番好み」と選んだ、ブロンズメタリック。「林道ではちょっと大き過ぎるから、汚れたり擦れたりするけど、気にしないでそのまま乗っています」。

ナローカスタムした2代目は、キャンプ場往復の通勤車。(’93 SUZUKI JIMNY JA11)

OWNER:江原功治(水源の森 キャンプ・ランド スタッフ)

購入:2020年/中古車販売店

道志村のキャンプ場で勤務する江原さんの愛車は、ナローカスタムが施された2代目ジムニー。「キャンプ場の周辺にある林道やサイト内でも移動しやすい1台として選びました。3代目のJB系も好きだけど、キャンプ場の雰囲気に合わせるならJA系かなと」。

現在はこの1台で、都内と道志村を往復する生活を送っている。「通勤で使うから運転しやすいAT車にしたけど、やっぱり乗り心地はラフ。振動やエンジン音もダイレクトに伝わってきます。もちろんそれを楽しむクルマだし、おかげで運転中に眠くなることもありません(笑)」。

ステアリングの操作性も大満足。「アイサイトの利便性に驚愕しました。次もまたスバル車に乗りたいです」。

スペアタイヤを外し、前後ともにコンパクトなバンパーに変えたナローカスタム仕様。ボディはアーバンカーキにオールペン。「水源の森のシンボルカラーに寄せました。ジムニーオーナーのオフ会もやりたいですね」。

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情報提供元: GO OUT
記事名:「 ライフスタイルの相棒、「クルマ」STYLE拝見。#3