MINIで人気のコンパクトSUV「MINIクロスオーバー」が、「MINIカントリーマン」と名前を改めこの度新登場。小さいながらも力強い走りはそのままに、最新感溢れるデザインに刷新されている。クルマはコンパクト派という外遊び好きは要注目だ。

以下は、11月21日公開のモーターファン掲載記事より引用しています。

489万円から! 「MINIカントリーマン」の予約注文受付開始! 次世代モデル第一弾は「MINIクロスオーバー」の後継モデル。

ビー・エム・ダブリューは11月21日、MINIのプレミアムコンパクトSUVの新型モデル「MINIカントリーマン」の予約注文受付を開始した。税込車両価格は489万円〜667万円で、納車は2024年第1四半期以降の予定だ。

ガソリン3機種、ディーゼル1機種の4グレードをラインナップガソリン車にはAWDモデル「オール4」も設定

三代目となる新型MINI カントリーマンは、これまで日本仕様ではMINI クロスオーバーだった呼称を本国仕様と同じ呼称に変更するとともに、革新的なデザインと機能を備えて生まれ変わり、今後、すべてのMINIラインナップが次世代モデルとして誕生するなかで、その第一弾として登場した。

全長4445×全幅1845×全高1660mm、ホイールベース2690mmのディメンションを持つボディのエクステリアデザインは、ソフトなボリューム感と正確に削り取られたエッジの組み合わせが特徴的。複雑な輪郭を描いた八角形のフロントグリルが、グラフィカルで印象的なフロントマスクを生み出している。

サイドビューは、ミニマルな外観でありながら力強い存在感を放ち、特徴的なデザインのCピラーは、車両後部のルーフラインを支えると同時に、車体全体に垂直方向の存在感を主張。さらにブラックルーレールの装備により、引き締まった印象を与えている。

リヤビューでは、全体を縁取る縦型のライトとクリアな表面が特徴的なデザインとなっており、ワイドなスタンスと直立的な力強いデザインを強調している。

ヘッドライトは、フロントのエクステリアデザインを印象付けるデザインであると同時に、機能が充実している。アダプティブライト、ハイビームアシスタントが標準装備されたLEDヘッドライトには、MINIらしい遊び心を表現した機能も新たに導入された。

シグニチャーライトは、前後ライトの点灯方法を3パターンから選択でき、その日の気分でカスタマイズが可能だ。Welcome/Goodbyeライトは、車両のキーを持った状態で車両に近づいたり離れたりすると、フロントおよびリヤのライトが点滅し、まるでクルマが挨拶をするかのようなMINIらしい機能である。

温かく広々とした印象のインテリアは完全にデジタル化され、今までに経験したことのない、かつてないデジタル体験を提供する。ステアリングホイールの背後のメーターパネルは廃止され、すべてのコンテンツはヘッドアップディスプレイおよび円型有機ELセンターディスプレイに映し出される。

インパネは余分なものを削ぎ落とし、巧みにデザインされた高品質なコンポーネントによって、前方への視界が開け、広々とした室内空間を実現。また、広々としたカーブを描くダッシュボードには、布地を連想させる新しい素材を初めて採用している。リサイクルポリエステルを使用したこの新素材は、編み物のような特別な製造プロセスによって、汎用性が高く手入れが簡単な構造となっており、さらに温かみのある印象ももたらす。

先代ではセンターコンソールにあった、パーキングブレーキスイッチ、シフトセレクター、エンジンスタート/ストップボタン等は、すべてセンターディスプレイ下のトグルスイッチエリアに集約。前席周りの空間が広がり、モダンかつスタイリッシュな雰囲気を醸し出している。

最先端の有機ELテクノロジーが採用された大型の円形センターディスプレイには、直径240mmの高品質ガラスが用いられ、最適化された高感度タッチ機能を装備している。操作はスマートフォンを操作するような直感的な操作が可能で、メインメニューでは、各機能がウィジェットとして横並びに配置され、スワイプやタッチで操作する。メーターパネルとしての機能はもちろん、AR機能付きナビゲーションシステム、メディア、電話、エアコン、各種設定等々、すべての操作を一括してこの円形有機ELディスプレイで行う。

新型にはMINIエクスペリエンスモードを全車に標準装備。これはインテリアの雰囲気を一変させることが可能で、ダッシュボード上に最大7パターンの光のグラフィックを投影させることで、光のパターンとアンビエントイルミネーション、そして新たに作られたMINIドライビングサウンドにより、インテリア全体の印象を変化させられる。

各モードのそれぞれのデザインにはダイナミックな背景があり、個人の好みに応じて選択できる。これらの新たな機能は、個性を活かす手段ともなり、例えば、パーソナルモードでは、お気に入りの画像をディスプレイの背景に設定することができ、また、ビビッドモードを設定すると、流れている音楽のカバーアートの色に合わせたライトエフェクトが25色の中から自動で選定され、ダッシュボード上に投影される。この新たな没入感のあるユーザー体験により、新型MINIカントリーマンはインテリアにさらなる表現力が与えられている。

新型にはインテリジェント・パーソナル・アシスタントも採用された。AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となる最新の機能だ。今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にするほか、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおける真のパートナーとしての役割を担うことが可能となっている。

「Hey MINI(ヘイ・ミニ)」と呼びかけるか、ステアリングホイールのトークボタンを押すことで、インテリジェント・パーソナル・アシスタントが起動。ナビゲーション、電話、ラジオ、空調管理など、主要な機能を操作することが可能となり、音声操作によるコミュニケーションは、円型有機ELセンターディスプレイ上に、グラフィック、テキスト、アバターからなるアニメーションの形で表示される。

パワートレインは現時点で4機種を設定。「MINIカントリーマンC」には156ps/230Nm(※23.4kgm)を発する1.5L直列3気筒ガソリンターボエンジンを、「MINIカントリーマンD」には150ps/360Nm(※36.7kgm)の2.0L直列4気筒ディーゼルターボを、AWDモデルの「MINIマントリーマンSオール4」には204ps/300Nm(※30.5kgm)の2.0L直列4気筒ガソリンターボを、そして専用スポーツサスペンションなどを採用する高性能モデル「MINIジョンクーパーワークス・カントリーマン(オール4)」には317ps/400Nm(※40.7kgm)を引き出す2.0L直列4気筒ガソリンターボを搭載。トランスミッションはいずれも7速DCTを組み合わせる。
※編集部換算値

装備面では、「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」がMINIモデルとして初めて搭載された。これは高速道路での渋滞時(車速60km/h以下)において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム。ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、一定の条件下にて、ステアリングから手を離しての走行が可能だ。

また、最先端の先進安全機能ドライビング・アシスト・プロフェッショナルを標準装備。これには、アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能が含まれている。

標準装備のパーキング・アシスタント・プラスには、鮮明な画像により車両の周りの状況が確認できるサラウンド・ビュー機能、並列および縦列駐車を容易にするパーキング・アシスト機能に加え、車両が車速35km/h以下で直前に前進したルートを最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能を採用。日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能だ。
これらのほか、車載カメラを使用した全方向(前後&左右)記録可能なドライブレコーダーも標準装備された。

●「MINIカントリーマン」モデルラインナップ ・MINIカントリーマンC:489万円 ・MINIカントリーマンD:509万円 ・MINIカントリーマンSオール4:566万円 ・MINIジョンクーパーワークス・カントリーマン:667万円 ※価格は消費税込み

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