買い物上手の外遊び好きが最近ネットで購入した、お気に入りアイテムや掘り出しモノを拝見する連載企画【ポチっと買いの達人】。思わずポチってしまった理由や、実際の使い勝手などを聞いてみました。

今回の達人は、アメリカンカルチャーをこよなく愛するサンバスの小田島 勉さん。普段からネットでアメカジ系のアイテムや古着を掘っているというが、はたしてポチったアイテムは?

小田島勉(Sunbathオーナー)

海外の雑貨や古着、オリジナルアイテムを扱うセレクトショップ、サンバスを運営。アウトドアカルチャーや古着にまつわる造詣も深い。「最近の休日は1時間ほど自転車を漕いで河原に行き、お湯を沸かしてカップラーメンを食べたりコーヒーを飲んだりして、ゆっくりとした時間を楽しんでいます」。

実はあまり知られていない、リーズナブルな革靴。

カナダ軍 サービスシューズ ¥8000くらい(購入価格)

数ある軍モノ古着のサープラスアイテムのなかでも、比較的入手しやすいのがサービスシューズ。軍で支給される式典用の革靴だが、プレーントゥやストレートチップのシンプルなデザインが主流となっている。

軍の所属や年代、程度によって差はあるが、1万円を切る価格帯で市場に出回っているモデルも多く、こちらも、そんなリーズナブルな一足。

「これはカナダ軍で供給されているサービスシューズです。以前は任務が終わったら軍に戻していたらしいですが、最近は2000年以降のモデルが安価で出回るようになっていたので、ずっと気になっていました」

早速、8000円ほどのモデルを入手。普段からデニムなどに合わせてカジュアルに愛用しつつ、冠婚葬祭にも使える革靴として、一軍の活躍を見せているとか。

「スタイルを選ばないシンプルなデザインやフォルムも魅力だけど、アウトソールがビブラムのガムライトを使用しているから歩きやすいし、長時間履いていても疲れにくいんですよ」

「打ち合わせに履いていくと、どこの靴ですか? と興味を持たれることも多いです。サービスシューズは古着好きの間では定番ですが、実はあまり知られていないのかもしれません。お値段がリーズナブルなので、雨の日のビジネスシューズとしてもオススメですよ」

気軽に履けるドレスシューズを探している人や、革靴デビューをしたいって人も狙い目の一足かも?

photo/Taizo Shukuri

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