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ボートレーサーとして、全国を飛び回る多忙な日々を送っている横澤さんは、休日のキャンプで自然と触れ合い、疲れた体を癒すのが定番。そんなレースへの英気を養うためのギアは、自身が手がけていた“ジー”の空気感そのままで、アーティストによるペイントやグラフィック、色彩豊かなカラーリングが唯一無二だ。
「大好きなアートたちを連れ回して、キャンプしている感じですね。汚れても壊れても、ひとつの思い出になりますから」とUL系からヴィンテージまで特定のジャンルに縛られないセレクト。自由な視点から選ばれたアイコニックの品々をお見逃しなく。
10年前にオークションで購入した稀少なドームテント。「ペグを打ち忘れていたら、風で流されて焚き火台の上に……(笑)。フロアに大きな穴が空いたので、思い切ってフロアレスにしました」。
レース帰りに立ち寄ったパーベイヤーズにて、ひと目惚れ。見た目とは裏腹に、創業200年の老舗窯元で製作される質実剛健な逸品。 「ただただかわいい。ちょっと重いけど(笑)」とビジュアルを重視。
自身のショップでも仕入れていたというカメラバッグは、8年目選手。小さめのギアやキッチン系のアイテム、カトラリーなど入れて、使用中。内側や外側に配された複数のポケットで、機能性も抜群。
焚き火まわりのアイテムはバケツに集約。別売りベルトを巻き付け、収納力を最大限に。「グレンスフォシュ・ブルークの斧は一度柄が折たのでスタジオカルムに作ってもらいました」。
手彫りで作られたショップロゴのスケートデッキは飾る場所に悩んだ結果、バリスティクスのSBSキットでテーブルとして活用。表からも裏からも“GEE”と読める仕様に。考え抜かれたデザイン。
フラットに収納できて、昼寝に最適だと語るのは、メイドインUSAの折り畳み式チェア。リクライニング機能に加えて、アルミ製で軽いというヴィンテージ品らしからぬ、高いパフォーマンスが魅力。
定番のクーラーボックスはひと 癖あるビビッドなカラーリングをセレクト。「5年前に購入したけど、最近になってようやく使いたいムードに。ちょっとしたピクニックにちょうどいいサイズです」。
サンフランシスコを代表するペインター、ジェフ ・カンハム氏によるハンドサインをまな板で表現。ジーの木製アイテムは浜松市のウッドショップ、ヤマヘイにて製作することが多いとか。
ボートレーサーの仲間から、横澤さんに贈られた誕生日祝い。カスタムオーダーで外側にはジーのロゴが、内側にはカッティングボード同様のグラフィックが刻まれ、パンに指のマークが焼き上がる。
3年前に手に入れた1986年製のエコノラインは、「エンジンをかける度に心配になる」という気分屋。キャリアを付け、MSRのフリングを使ったルーフトップスタイルを実現するのが今後の野望。
Photo/Atsushi Shirase、Chie Kushibiki
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