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上野さんのキャンプは夜明けと共に始まる。まずは早朝にサーフィンを楽しみ、温泉でリフレッシュ、サイトに戻ってからは晩酌しながら焚き火、そして翌朝にはまたサーフィン。自由気ままで、好きなことに没頭するスタイルを目指した結果、クイックな設営とアウトドアの満足感を追求できるギア選びに辿り着いた。
設営に時間が掛かりがちなテントやオーニングは、クルマにインストールして時短を実現。さらに車内でのリモー
トワークも可能にして、過ごし方の自由度を高めた。実用性を重視する一方で、個性的なレジンのギアや優雅なコーヒータイムを楽しむアイテムも持ち込み、“満たされる”環境づくりにも余念がない。“やりたい”を諦めない。そのマインドをぜひ参考に。
「慣れたいまでは5分で設営できる」と語るのは、本格オフロードの実用的なラインナップを揃える〈ARB〉のルーフトップテント。コンパクトなサイズと快適さを兼ね備えたモデルをセレクトした。オーニングはその名のとおり、コウモリの羽のように広がる270度開閉式。オーストラリア出自のブランドを組み合わせて理想のバンライフを実現した。
上野さんのサーフライフの要としての役割を担うのが、アンヴィルグレーとマットブラックに塗り上げたハイエース。ブラック部分には、耐久性に定評のある塗料ラプターライナーを使用している。約4ヵ月という月日をかけ作り上げた渾身の1台。
荷室空間には〈クラフトプラス〉のリノシェルキットをインストール。ベッドの天板をアレンジすれば、収納力を増やすこともリモートワーク用のデスクとして応用することもできる。右サイドは収納庫。「棚の中にはサーフィンやキャンプの道具をまとめて収納しています」。
厚さ3mm の鉄製プレートを使用したタフなテーブル。直火に当たっても、塗装が剥げにくい耐火加工が施されている。「鉄×ウッドの組み合わせが相性抜群ですね。焚き火の上でも使えるし、料理の時に熱いモノを直接置けて便利」。
北海道の鉄筋屋「布施野鉄筋」によるガレージブランド〈FSN〉。昭和55 年創業の確かな鉄への知識が生み出した
のは、焚き火台とピザ窯が一体化した唯一無二のアイテム。「料理好きの僕にはたまらない。鉄の質感も最高」。
サーフィンの聖地、カリフォルニア州サンオノフレで、プロサーファーのライディングと、そのボードにひと目惚れ。「その後、偶然入ったサーフショップに同じモデルのボードが売られれていて即決しました。毎日大切に乗っています」。
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The post ギアホリックたちの、フェイバリットギア。#4(Glassy Inc. CEO 上野博貴さん) first appeared on GO OUT.