- 週間ランキング
山口さんのキャンプ歴は、なんと20年以上にも及ぶ。その中で家族構成や自身の趣味趣向が変化していき、最近はキャンプのみを楽しむことが少なくなってきたそう。
「キャンプに加えて、フィッシングやバイクパッキングなどアクティビティを組み合わせることが多いです」と山口さん。だから、なるべく荷物は少なく、設営時間も最小限にして、近くのフィールドでいかに多くの時間を過ごせるかという点に精を出す。最近は調理もドライフードにひと手間加えるだけの楽チンメニュー。そして撤収の目標時間はなんと10分!
本格的なULとまではいかないけれど、ギアにはコンパクトさと軽量さを求めている様子。一方で、知人が作ったものや、ヴィンテージ品を混ぜながら使うこともあるバランス型だ。
昔ながらのシステムを残しつつ、最新のディスクブレーキシステムなどを融合した〈クラストバイク〉は、山口さんの相棒。高速&高規格とは対極にある抜け感も好きだという。バッグを取り付けたり、パーツを替えたりと、自分好みにカスタム済みだ。ウルトラロマンス(アメリカの自転車乗り)がこれに乗り荒野を走る映像を見て、ひと目惚れ。
〈ナルゲン〉に別注して製作したオリジナルボトル。飲み物だけでなく、コーヒー豆の保管やスナック用など使い方は自由。デザインは、『ヒノコ トウキョウ』のグラフィックデザインを手掛ける大西真平さんによるもの。
デザイン性、軽量性、コンパクトさ。そのすべてのバランスが優れたケトルは、山口さんのアウトドア必需品だ。これに〈ソソグ〉の極細ノズルを組み合わせれば、野外でも簡単にハンドドリップでおいしいコーヒーを淹れられる。
1度に20gほどコーヒーが挽ける手動ミル。たった45mm のコンパクトなサイズかつハンドルを取り外して専用袋に収納できるため、バッグに詰めても邪魔にならない。約36段階もの粒度調節ができ、好みの味わいを楽しめる。
普段からカメラを持ち歩く山口さん。アウトドアでガシガシ使うためにと、思いきってミリタリーオリーブにペイントした〈ライカ〉のフィルムカメラ。レンズはズミクロンの沈胴タイプ。「50mmよりも35mm の広角レンズが相性いいです」。
ただいま絶賛発売中の別冊GO OUT「CAMP GEAR BOOK vol.8」では、山口さんをはじめとしたギアホリックたち32人のフェイバリットギアを、たっぷりご紹介。いつか究極の“ご自慢”と出会うべく、まずはこの選りすぐりのギアをチェックして審美眼を磨くべし。
下記の販売サイトほか、全国の書店やコンビニ、電子書籍でぜひお求めください。
■別冊GO OUT CAMP GEAR BOOK vol.8 定価¥1100
The post ギアホリックたちの、フェイバリットギア。#2(TRAILHEADS / HINOKO TOKYO 代表 山口陽平さん) first appeared on GO OUT.