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〈38エクスプロー〉のギアはカユいところに手が届いて、使う喜びを感じる気持ちよさがある。マルチユースだったり、少しのストレスも与えない気配りがなされていたり、ユーザー目線の使い勝手の良さが反映されていて、その開発に対する思いが普段愛用するギアにも表れていた。
「発想にオリジナル性があるギアを使いたいと思っています。僕もデザイナーだからこそ、独自のアイデアを形にしたモノを選びたいです」。披露してくれたのは、設営と撤収が短時間で終わるギアのラインナップ。「最近は、設営と撤収をゲーム感覚でやっています。早く終わらせるために頭を回転させるし、使うギアも変わってくる。それが楽しいんです。キャンプ中の時間も有効に使えますからね」。
背面のパネルにアタッチメントを装着して収納を拡張できる。「モールシステムが6角形になっていて、ミルスペックのアタッチメントも斜めにも付けられる発想がすばらしい。作りも頑丈なので気に入ってます」。
「カメラ用品を扱う〈ハクバ写真産業〉さんのカメラバッグをギアケースにしたコラボ作。左は〈フュアハンド〉のランタンなども入る縦長シルエット。右は簡易クーラーとして使うこともできる裏地にしています」。
「シリコン加工した強力なマグネット。カメラネジの穴が空いているので、いろんなものを接続できて、フックに小物を引っ掛けることも。N極のマグコンとS極のマグコスを作ったので、クルマの窓にも取り付けできます」。
ホワイトガソリンを燃料にするシングルバーナー。「小学生の時に先輩から譲り受け、ずっと愛用。’84年製で火力調節できるので、とろ火でパンを焼いたりスルメを焼いたり、冬は豆炭を焚いたりしています」。
「光がグラデーションする導光板を使っているので、穴に〈ゴールゼロ〉のランタンを設置すると優しく光ります。三脚に装着したまま収納できるように設計。〈スノーピーク〉のIGTシリーズにもジャストフィット」。
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Photo / Taizo Shukuri Text / Yuho Nomura
The post 目利きたちが買って使って選んだ、本気のベストバイギア。#5(38explore デザイナー 宮崎秀仁さんの場合) first appeared on GO OUT.