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キャンプ場に到着してわずか5分程度で完成した阿諏訪さんのサイト。テーブルやチェアのない、バックパックひとつに収まる最小限の道具を持っていくのがお決まりのスタイルだ。
「芸人を始めた頃は、少ない荷物を持って電車でキャンプ場へ行っていました。収入が増えるにつれてあの道具が欲しい、これも欲しいと思うようになり、多く道具を持って行くようになりましたが、一方で設営・撤収時間が増えて疲れるようになり、だんだんと億劫になってきたんです」。
そんな中、初心に戻って少ない荷物でキャンプをしたら、徐々に楽しさを取り戻した。「最近は綿や木材といった天然素材の道具を選ぶことが増え、身近に落ちているものを使うなどエコも意識しています」
アサリやシイタケのほか、ホタテの成分を加えて旨味を存分に引き出した出汁にもなるスパイス。「異なる2種類の旨味を混ぜることで美味しくなるのが通説。こちらはコハク酸がその役割を担います」。
国内未発売モデルの中で、360mmのと刃渡りの長い大型モデル。ニッケルと錫を混ぜた金属の刃にブラックコーティングを施し、ほかの鋸と比べて約3倍の耐久性をもつ。「倒木を切るのが楽チンです」。
切れ味に優れたカーボンスチール鋼の刃を使った小型ナイフ。付属のレザーシースはパンツベルトに引っ掛けられるループ付き。「ブレードが短く持ち手が長いので、細かい作業がしやすいのが特徴です」。
バックパックでキャンプする際に持ち運べる、コンパクトな包丁。「越後三条にある鍛冶の職人に依頼して製作してもらいました。スムーズに食材をカットしやすい刃の形状に仕上げたので、とても使いやすいです」。
2枚の木材に本革を巻いて作ったコンパクトな収納ケース。「主に調味料ケースとして使っています。封をする紐は、枝などに引っ掛けて吊り下げられるようになっているので、調理場の近くに設置できるのがポイントです」。
絶賛発売中の別冊GO OUT「CAMP GEAR BOOK vol.7」では、阿諏訪さんをはじめ目利きキャンパーたちが選ぶ、“買ってよかった、キャンプ道具”を、たっぷりご紹介。
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■別冊GO OUT CAMP GEAR BOOK vol.7 定価¥1100
Photo / Taizo Shukuri Text / Yuho Nomura
The post 目利きたちが買って使って選んだ、本気のベストバイギア。#4(お笑い芸人 阿諏訪 泰義さんの場合) first appeared on GO OUT.