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tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)のテントといえば「サーカス」シリーズがロングヒットを続けているが、無骨寄りのソロキャンパーに人気があるのが「炎幕シリーズ」。この春、炎幕シリーズの集大成とも呼べる注目モデルが発売される。
炎幕フロンティア ¥56980
USパップ風味の構造で武骨な印象の「炎幕シリーズ」。「炎幕TC」や「炎幕DX」など豊富なラインナップを揃えるが、このたびリリースされる「炎幕フロンティア」は、シリーズの集大成と呼べるモデルだ。全長が460cmと大幅に大型化され、贅沢なソロから快適デュオ、親子3人のファミリーキャンプにまで対応できる。
最大の特長は、二分割されたフラップ。先ほどの写真のように全開放するのはもちろんのこと、このように片側だけを跳ね上げることも可能。
さらにフラップの両端にサイドウォールを備えており、風よけや目隠しになる。2つのフラップをそれぞれ跳ね上げるかどうか、そして2つのサイドウォールをそれぞれ下ろすかどうか、開放パターンは多彩だ。
片方のフラップに呼応するサイズのインナーテントが付属する。まっさきに目につくのが、こちらの大きな出入り口。メッシュ付きなので、完全に開ける→メッシュのみ→完全に締め切る……とシーンに合わせて3つの選択が可能だ。
インナーテントをインストールすることで、このように2室構造に。フラップを下ろしてもある程度のリビングスペースは確保されるが、跳ね上げることで広大かつ開放的なリビングができ上がる。
インナーテントにはもう1つ入り口があり、フラップを閉じた状態でも出入りが可能。反対側にも窓(もちろんメッシュ付き)があり、それもそこそこ大きいので、空気の循環対策は万全だ。
ついでにフライシート中央のポールが二股であることも確認してほしい。これによりインナーテントへの出入りが快適で、またフロアレスのシェルターとして使う場合の居住性も高い。
こちらがフルクローズ状態。就寝時にチェアやテーブル類をリビングスペースに移動させておけば、お気に入りのギアが夜露に晒されることもない。
発売は4月下旬の予定。販売チャネルはテンマクデザイン公式サイトでアナウンスされるので、案内を待ちたい。
【SPEC】
組立サイズ:約 W460 / W330×D190×H130cm
収納サイズ:約 W66×D23×H28cm
総重量:約10.16kg
耐水圧:1,500mm(インナーフロア)
素材:コットン100%(フライシート、サイドウォール)、コットン混紡生地(マッドスカート)
(問)カンセキ WILD-1事業部 tel:028-651-0570 https://www.tent-mark.com/