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アウトドア派にとってのパートナーである「車」は、あらゆるギアの中で最もオーナーの個性が強く表れる存在。だからこそ、一切の妥協を許したくないところですが、理想に近づけるというのはそう簡単じゃないですよね。
そこで、公私ともに外遊びを実践している達人たちの、おしゃれアウトドア的愛車STYLEを拝見!
代々木上原の直営店「MT.」リニューアルや「MIYASHITA PARK」出店など、躍進を続けるアンドワンダー。デザイナーの池内さんに、今夏導入したばかりの移動販売車and wander MOBILE VANについて伺いました。
ISSEY MIYAKE MEN デザインチームにてアパレルや雑貨などの開発を担当したのち、2009年に独立。’11年に森 美穂子さんとアウトドアブランドのアンドワンダーを立ち上げる。キャンプ、登山といった自分たちが楽しむアクティビティからインスピレーションを得たプロダクトは、外遊び好きだけでなくファッションフリークからも支持されている。
アメリカンメーカー、シボレーのステップバン P10をカスタム。重厚なアルミ削り出しのボディによって、タフでありながらモード感も重視するアンドワンダーの世界観を表現した。USサイズなので迫力はかなりのもの。
移動販売に使える積載量の多い車を、国内に限らず海外も含めて探していた池内さん。UPSやFedExが使用するアメリカの貨物用トラックに、日本車にはないカッコ良さを感じて辿り着いたそう。
「元は白く塗られていましたが、アルミ素材のボディを生かそうと研磨。あえて素地を出してもモダンな印象に仕上げました。冷蔵庫みたいな四角い感じにしようなかと……」。
【マイカーDATA】
・車種:シボレー ステップバン P10
・購入年:2020年
・購入先:個人
リアシャッターとサイドパネルを開くと、キッチンカーのアパレル版といった風貌に。
「イベント会場やキャンプ場に出向いて活動し、車内までお客さんが入って直接アイテムを手に取れるようになっています」。
側面には収納式ラックが存在し、ウエアがかけられるようになっている。庇の照明はアウトドアブランドらしい理由から設置を。
「屋外でショップをやると、夕方には暗くなってしまいます。車内だけでなくカウンターも明るくして、しっかり見てもらえるよう配慮しました」。
店内へ登る階段は、移動時に収納として使っていたコンテナを転用。限界のあるスペースを効率的に活用している。
「大型のバンとはいえ、お店としては決して広くありません。でも、ウエアだけでなく小物類も扱い、試着できるよう鏡まで設置しました」。
運転席に合わせたレジカウンターも作成。天板は折り畳んであり、延長することが可能だ。
「カウンターは移動できるので、天気が良ければ外に出して使えます。天板を広げればもっと作業もしやすくなりますし」。
定番から新作まで幅広いアイテムを乗せ、今後さまざまなスポットに出没予定のand wander MOBILE VAN。ブランドの個性とリンクしたルックスは、クルマ好きならずとも刺激されること必至です。タイミング良く出会えたら、ぜひ車内まで潜入してみてください。
ここではザッと紹介しましたが、詳しくは↓の動画をチェック!
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