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ジャガー・ランドローバー・ジャパンは4月9日(木)より新型「ディフェンダー」の受注を開始すると発表した。税込車両価格は499万円〜834万4000円だ。
新型ディフェンダーは、軽量アルミニウムのモノコック構造による全く新しいアーキテクチャー「D7x」の採用により、ランドローバー史上最も頑丈なボディを持つ。従来のラダーフレーム構造と比べて3倍のねじり合成を実現するとともに、軽量化も果たしている。
駆動方式はランドローバー伝統のフルタイム四輪駆動(AWD)を採用。砂地や草地、雪道などの厳しい路面でも前後輪のトルク配分を調整して、安定した走りを提供する。路面状況に応じて最適なサスペンション、トランスミッション、トラクションなどの車両設定を自動制御する「テレイン・レスポンス2」には、7種類のモード(コンフォート/芝生/グラベル/雪/泥地/砂地/エコ/ロック/ウェイド)が用意されており、オンロードとオフロードの両方で卓越した走行性能を発揮する。
さらにランドローバー初の機能「コンフィギュラブル・テレイン・レスポンス」によって、用途や好みに合わせてドライバーがテレイン・レスポンスの設定をカスタマイズできる。
電子制御エアサスペンション(90はオプション/110は標準)は、優れた快適性と走行性を実現。標準高より40mm低い車高から、最大で標準車高+145mmまで、幅広い範囲で車高を設定することができ、スムーズな乗り降りをサポートするほか、オフロードでの走破性を比類なきレベルまで引き上げる。
最大渡河水深は900mmを実現しており、3Dサラウンドカメラとウェイドセンシングが水深の把握をサポートする。
エンジンは、300psと400Nmを発揮する2.0ℓ直列4気筒「インジニウム」 ガソリンターボエンジン。ジャガー・ランドローバーの他のモデルでも高い実績を誇るユニットで、スタートストップ機能や回生エネルギーの再利用など、最新テクノロジーがフルに採用されている。
運転支援システム(ADAS)も先進機能が採用され、エマージェンシーブレーキ、レーンキープアシスト、クルーズコントロール機能を装備。どのような環境、道路状況においても安心してドライブできる。
さらに新型ディフェンダーでは、最新インフォテインメント・システム「Pivi Pro」をジャガー・ランドローバーで初めて採用している。次世代タッチスクリーンは、より直観的かつユーザーフレンドリーで、使用頻度の高いタスクを簡単に操作できるなど、ほぼ瞬時に応答。
音声による操作も充実しているうえ、「Pivi Pro」がインターネットに常時接続することで多種多様なオンラインサービスを車内で楽しむことができる。なお、AIがドライバーの好みのルートを学習し、ドライバーに合わせたルート案内をすることも可能だ。
ボディは3ドア仕様の「ディフェンダー90(ナインティ)」と5ドア版の「ディフェンダー110(ワンテン)」の2種類を用意。いずれも5人乗りが基本だが、フィフェンダー110では3列5+2シートが選べる。グレード展開はスタンダードモデルの「S」、「SE」、「HSE」のほか、製造開始から一年間限定の「ファーストエディション」を設定している。
同社では新型ディフェンダーの注文受付にあたり、スムーズかつ早いタイミングでカスタマーに納車できるようにするため、同社が厳選した装備を付加した「キュレイテッド・スペック」を設定している。キュレイテッド・スペックは5種類設定されており、そのラインナップおよびおもな標準装備内容は以下のとおり。
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