寒い冬はやっぱりジブンの部屋で過ごす時間が多くなるもので、そうなるとインドアをおしゃれに楽しむスタイルが気になってきますよね? そこで、今回はジブンの好きを凝縮したインドアスタイルを実践している達人たちのお部屋を拝見。みなさんの空間づくりの参考にしてみてください。
ロングボードを優雅に楽しむため、 庭の一部分を土間へとアレンジ。
リビング窓は南向きで日当たりも抜群。1階部分をフルリノベーションし、2階部分にはテラスを作ったりして手を加えている。山口さんの座る白いソファやテレビ台はイギリスの家具メーカーHALOのもの。
OWNER:山口大輔さん(モアデザイン 店舗デザイン設計)
【マイホームDATA】
エリア:神奈川県鎌倉市/間取り:2LDK/ 住宅形態:一戸建て(持ち家)/住居年数:5年/築年数:20年
鎌倉の由比ガ浜海岸近くにある戸建てに、奥さんと3匹の犬と暮らす山口さん。都内在住だった6年前にサーフィンと出会い、休日に海へ通う生活を続けていたが、このペースではうまくなれないと一念発起し5年前に移住した。夫婦揃って店舗デザイン設計という職を活かし、中古物件を手に入れリノベーション。最重要視したのは土間の設置だ。
「ロングボードに乗ることが多いので、保管や出し入れのしやすい土間は必要不可欠でした。もともと庭だった部分を増築したので、リビング&ダイニングの前がすぐ土間と玄関。おかげでボードが増える一方です(笑)」。
最重要視した、こだわりの土間。
大量のロングボードが並ぶ土間の奥には、靴棚を設置。海近くという立地上、湿気が多くカビが生えやすいからと贅沢にエアコンまで設置。シューズもまだ増やせる仕様でウエットスーツだってかけられる。
土間はコンクリート打ちっぱなしだから、海から濡れたまま入ってきたって問題なし。玄関付近に設置されているラックにはサーフィングッズが無造作に置かれ、土間のあるサーフィンライフの豊かさが伝わる。「家、海、職の環境が良すぎて、鎌倉の街さえも出歩かないです(笑)」。
部屋の印象を変える海外モノのクロス。
フルリノベーションの1階とは異なり、2階はもともとの状態を活用しつつ手を加えたという。海外の蜂柄クロスで寝室を飾るだけでも印象はガラリと変わる。
趣味の広さは階段のクロスからもわかる。随所で柄が異なるクロスは海外のものを手間暇かけて発掘。サーフボードもカリフォルニアのエッジィなメーカーから、日本のヴィンテージボードまでを幅広く乗るように、部屋もミクスチャーな風合い。
◯◯風に囚われないミクスチャーな空間。
“○○風の部屋”と分けられそうな空間が嫌だったと話す山口さんだけに、HALOの棚の上にはサーフボードフィンやアジアン雑貨、スカルまで様々なものがレイアウトされる。
インダストリアルなライトもミックスマインドの表れ。
Photo/Fumihiko Ikemoto Report&Text/Naoto Matsumura
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