どんなに科学が進歩しても超えることができない天然の最強保温素材であるダウンは、アウトドアシーンでは必要不可欠な最重要マテリアル。この大定番素材にテクノロジーが付加されれば、まさに鬼に金棒!


ということで今回は、アウトドアファッションにおける5つのマストブランドによるダウン×テクノロジーな最強ダウンジャケットをピックアップ!


01.【MOUNTAIN HARDWEAR】縫い目のないバッフル構造の次世代ダウン。



SUPER / DS CLIMB SHACKET ¥38500


ダウンウエアの宿命と言うべき縫い目からのダウンの突出を、縫い目を無くすという画期的発想で克服したMOUNTAIN HARDWEAR(マウンテンハードウエア)の次世代ダウン。生地は編み立てる時点で袋構造になっているため、縫い合わせて袋を作る必要がないというわけ。


さらにこの生地は伸縮性が高いため、身体の動きに追従しロフトを損なうこともない。ダウンは700FPで非人道的な採取をしていないことを表すRDS認証ダウンを採用。シャツのような“シャケット”スタイルも新鮮だ。


キルティング構造なら本来あるはずの縫い目が存在しない。あらかじめ袋構造に生地が編み立てられているからだ。

ブランドネームが縦に縫い付けられているのもアウトドアブランドらしからぬスタイリッシュなポイントとなっている。

(問)コロンビアスポーツウェアジャパン tel:0120-193-821 https://www.mountainhardwear.jp/


 


02.【THE NORTH FACE】エコロジー性に優れるリサイクルダウン。



EXPLORE HIM COAT ¥94600


THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)の極地向けに開発されたハイエンドモデルであるヒマラヤンパーカを、フライトジャケット風のデザインでタウンユース向けにアレンジしたモデルがこのエクスプローラーヒムコート。


表地は防風性、透湿性、撥水性を備えた最新のGORE-TEX INFINIUM™を採用。ダウンはグリーンダウンと呼ばれるリサイクルダウンで、中古製品から回収した羽毛を洗浄して再利用しており、環境保護性に優れるだけでなく性能も高い。


内側につくグリーンのラベルがリサイクルダウン採用の証。洗浄された中古羽毛は新品よりもむしろ性能が良いという。

「防水性に縛られない快適性」を実現するGORE-TEX INFINIUM™は、日常着にフォーカスしたゴア社の新しいテクノロジー。

(問)ザ・ノース・フェイス スタンダード tel:03-5464-2931 https://www.goldwin.co.jp/


 


03.【mont-bell】驚異の1000FPを標榜する超軽量モデル。



PLASMA 1000 ALPINE DOWN PARKA MEN’S ¥41800


フィルパワー(FP)とは羽毛の膨らむ力を表し、この数字が大きいほど少ない羽毛量でも高い保温力を発揮し軽量に仕上げられるわけだが、mont-bell(モンベル)のこのジャケットで採用するダウンはなんと1000FP!


最近は高性能ダウンを採用するメーカーが増え、800FP、850FPといった表記も珍しくなくなったが1000FPはスゴイ。さらに生地も7デニールの極薄超軽量素材を使っているため、平均重量236gという軽さを実現し収納もコンパクト。


EXダウンはモンベルが自社製品に採用する最高品質のダウンの名称。その中でも最高性能を誇る1000FP EXダウンを採用している。

付属のスタッフサックに収納すれば、1Lボトルくらいのサイズに。その暖かさからは想像できない軽さとコンパクトさだ。

(問)モンベル・カスタマー・サービス tel:06-6536-5740 https://webshop.montbell.jp/


 


04.【DESCENTE ALLTERRAIN】プルオーバースタイル採用の水沢ダウン最新作。



REQUISITE ¥132000


岩手県のデサントアパレル水沢工場で生み出されるDESCENTE ALLTERRAIN(デサントオルテライン)の“水沢ダウン”が誕生してはや10年。その最新作がこの「リクイジット」と名付けられたユニークなプルオーバーモデル。


1枚の生地の中にグラデーション状に高強度アラミド繊維ケブ ラーを織り込み、生地の耐久性を飛躍的に高めた。またわざと歯を噛み合わせず簡単に開けられるようにしたファスナーやBoaフィットシステム採用のフードにより使いやすさにも優れる。


フードにはダイヤル調整式のBoaフィットシステムを採用するので、片手で簡単にフィット調整が可能になっている。

熱圧着による縫製やシームテープの採用により、水の浸入やダウンの突出を防ぐ水沢ダウンの伝統はもちろん継承している。

(問)デサント ブラン 代官山 tel:03-6416-5989 https://allterrain.descente.com/


 


05.【ARC’TERYX】アークテリクスのフラッグシップダウン。



FIREBEE AR PARKA ¥148500


常に革新的テクノロジーを投入してシーンをリードするARC’TERYX(アークテリクス)が誇るダウンウエアのフラッグシップモデルがこのファイヤービーARパーカ。生地には防風性、耐水性、通気性に優れる最新のGORE-TEX INFINIUMTMシェルを採用。


縫い目はフルテープ仕様とすることで、雨や雪に打たれても内包する850FPの高品質ダウンを濡らすことはない。どんな環境でも最強の暖かさを発揮する1着だ。


防風性と透湿性に優れたゴアテ ックスインフィニアムTMを表地に採用。完全防水ではないが必要十分な耐水性を発揮する。

レインウエアと同様、前立て、ポケットともに止水ファスナーを使用。このダウンが耐水仕様である証と言えるディテール。

(問)アークテリクス コールセンター/アメア スポーツ ジャパン tel:03-6631-0833 https://arcteryx.com/jp/


 



  • Photo/Hiroyuki Yamada

  • Styling/Takahiro Nakajima

  • Edit/Takatoshi Akutagawa(Thunderbird Design)


 


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情報提供元: GO OUT
記事名:「 アウトドアブランドが送る、ダウン×テクノロジーな最新鋭ジャケット5選。