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「眼に映るものがすべてフォトジェニック」というテーマに、大阪では「オシャレしてLIVEに行こう!」というもうひとつのテーマがプラス。
当日はさまざまなコンテンツが用意されているが、やはり一番気になる「LIVE」に出演されるフジファブリックとMCの土井コマキさんにイベント直前にインタビューしてきました。
それも、当日、ブース出展する「FRED PERRY」の、それも特別なコンセプトショップにてちょっとオシャレして。
…いつもと違う雰囲気に顔なじみのみんなも緊張気味!?
【土】→土井コマキ
【山】→山内(フジファブリック)
【加】→加藤(フジファブリック)
【金】→金澤(フジファブリック)
【フ】→フジファブリック全員
—フジファブリックさんと土井コマキさんは普段からラジオで共演されていますが、雑誌とラジオではまた違うと思うのですが。
【山】僕たちにとってはラジオはあくまで新譜やツアーのプロモーションの場のひとつではあるんですけども、でもその土地のいろんな人に会いにいくっていうイメージですね。例えばFM802の「MIDNIGHT GARAGE」だと土井ちゃんや番組スタッフさんたちになりますが、番組を一種のコミュニケーションの場だと勝手に思っていて。新しい曲どうでしたか?みたいなことについて、番組内はもちろん、リスナーさんやファンの皆さんからたくさん意見をもらえるわけで。それってラジオだからこそできることだと思うんですよね。その人の部屋に遊びに行って意見をもらうみたいな。
【土】その部屋にはもちろん私とアーティストの方がいるわけですが、その向こう側にはたくさんのリスナーの皆さんがいますよね。特に「MIDNIGHT GARAGE」は深夜番組だから、こんな時間まで起きててくれて聞いてくれているんだっていうのが「みんな仲間や」みたいな一体感に感じるんですよ。
【金】そうかもしれないね。
【土】そう考えてみると雑誌もラジオに似ているのかなって思って。「FUDGE」っていう部屋にたくさんのブランドやファンが遊びに来ていて、みんなでコミュニケーションをとっているみたいな。
【山】それって、僕たちにとってのライブと似ているね。ファンもバンドメンバーもスタッフも、みんな一緒にコミュニケーションをとる、楽しむみたいなね。雑誌もラジオもLIVEも、そんなアナログなコミュニケーションが気持ち良かったり楽しかったりするんだよね。
—そして今回のイベントでFUDGEとコラボすることになったのですが、皆さんにとって「FUDGE」ってどんな存在ですか?
【土】そもそもフジファブリックの皆さんは「FUDGE」を読んだことはあります?
【加】あるある!
【山】「men’sFUDGE」ならね!
【金】俺なんかライブ終わってから読もうと思ってせっかく買ったのに、ホテルに忘れちゃったからね。翌日ホテルから電話がかかってきて「ファッション誌をお忘れですよ」って。それが「FUDGE」でした(笑)。
【土】「FUDGE」の誌面で扱っている洋服って、ずっとムードは安定して同じっていうか、そこに今の旬な空気が少しずつ加えられているっていうか。そういう確固たる芯が一本あってみたいなスタイルって私はとても大好きで。それにそのスタイルって、私が15年やってきた「MIDNIGHT GARAGE」のスタイルと似ているなーって思って。
【金】たしかに、そういうところあるよね。
【土】だから今回、同じ15周年で私がずっとファンだったそんな「FUDGE」と一緒にアニバーサリーイベントをやろうってなったんです。
—その舞台が築100周年を迎える大阪市中央公会堂。しかもアコースティックでのLIVEとなります。
【金】マジですか? 国の重要文化財なんですか?
【山】やべえ…。
【加】緊張してきた(笑)。
【山】いや~、でも嬉しいですね。
【土】赤レンガ造りの建物で、中は中世ヨーロッパみたなゴージャスな内装でオシャレ。
【金】それめちゃめちゃカッコいいじゃん!
【山】(会場の写真を見せられて)うわ!めっちゃめちゃいいやん!ここ!
【土】すっごいロマンチックな場所だし、思わずオシャレして行きたくなるような場所なんだよ。そんな場所でファッションも音楽もグルメも盛りだくさんだったら、たぶんすごく写真撮りたくなっちゃうよね。
【金】あー!Webで見たんだけど、だからフォトジェニックとかインスタとかって書いてあったんだ!
【加】めちゃめちゃオシャレでおもしろいイベントじゃん!
【土】敷居が高いというか、なかなか簡単にロックのLIVEをできるような場所ではないところだし。
【金】それは非常に名誉なことじゃないですか。
【山】これはちょっと、改めて気合いを入れ直さないといけないね。
【加】でもこれは特別な雰囲気のライブになりそうな気がする。
【土】私ね、フジファブリックのライブはときどき心に虹がかかるみたいに感じる時があるのよね。急に心が晴れていくみたいな。ウキウキしちゃうみたいな。
【山】当日はこんなシチュエーションのLIVEなんだし、多分ウキウキしますよ。いや、絶対にウキウキさせますよ。必ず!
—当日はLIVE以外にも各ブランドがブースを出展されたり、FUDGEセレクトのフードもたくさん並びます。
【金】いや~、それはヤバいね。
【加】うん。そうだね。
【山】つまり、関西の名店ばかりが揃うということか~
【金】もはや名店街(笑)。
【山】すごい!当日はLIVE時間よりだいぶ早めに入って、こっそりとフードマルシェで食べ歩きしようかな~。
—各ブランドのブースの中にこちらのFRED PERRYも出展されます。皆さん、FRED PERRYの服を着たりしますか?
【金】山内くん、よく着てるよね。というか結構頻繁に着てるよね。
【山】うん。僕はもう本当にしょっちゅう着てます。
【加】僕たちが20代前半の頃って、みんなFRED PERRY着てたよね。
【金】たしかに。俺も着てた!
【加】3人ともFRED PERRYを着てる日だってあったよね(笑)
【山】志村くん(2009年に逝去したメンバー)も、FRED PERRYのベロアのジャージをよく着ていたよね。ベロアをあまり見たことがなかったから、テカテカやなって思ってたけど(笑)。
【全員】(笑)。
【山】イギリスの超かっこいいバンドの人たちもFRED PERRYを着てるじゃないですか。一番有名なところで言うと、例えばポール・ウェラーとか、OASISも。憧れからFRED PERRYのポロシャツを愛用するようになったんですよね。
【土】たしかに!
【山】FRED PERRYにはやっぱりイギリスの文化を感じるというか、ブリティッシュロック独特の斜に構えたクールなバンドたちとか、憧れのカッコいい不良たちってイメージがありますよね。
【土】憧れのカッコいい不良たちね…。フジファブリックは不良とかけ離れたイメージが私はありますけど…(笑)。
【山】内面は不良のつもりなんです(笑)。ファッションって内面にある熱い何かをロックにして表現する上でのユニフォームっていうか、FRED PERRYはその中でもぼくにとって大切な要素のひとつです。で、カッコいいのに着心地がいい。リハーサルにしてもライブにしても、レコーディングにしてもとても動きやすい!。特にジャージとポロシャツなんかはもう必需品!
—最後に当日遊びに来たり、LIVEを観に来たりする皆さんにメッセージをお願いします。
【加】とても素晴らしい空間になっていそうなので、僕たちはもちろん、お客さんも、スタッフさんも、みんなで楽しめればいいなと思います。
【山】普段あまりLIVEをできないような、歴史的にも素晴らしい場所でやらせてもらえるということで、心して挑みたいなと思います。そして…なるべく…何とかして、ぼくもフードマルシェに行きたいなと思います! そして今回のLIVEも大好きなFRED PERRYを着て行こうかな(笑)。
【金】当日の話を聞いただけでもうワクワクしてきました。せっかくなんで、当日はぜひオシャレをして遊びに来てほしいですね。アコースティックライブ特有の会場の鳴りとかも含めて、雰囲気を味わってほしいです。音楽+ファッション+グルメで、会場そのものの空間を楽しんでもらえたらなと思います。
【土】これまであまりファッションの人たちと何かをやるっていうのが今までになかったんです。たぶんFM802としても初めてなんじゃないかな。でも音楽とファッションって必ずリンクしていると思うので、当日はお客さんみんなが申し合わせたように同じような格好で来たらおもしろいよね。「やっぱそうかあ~~!」みたいな(笑)。私はみんながどんな思い思いのオシャレをして遊びに来るのか、楽しみにしています !
フジファブリック_プロフィール
土井コマキ_プロフィール
FRED PERRY SHOP OSAKA
コラボレーションラインをはじめとする、エクスクルーシブなアイテムのみを取り揃えたコンセプトショップ
大阪府大阪市中央区南船場4-10-18
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