今回注目するのは、90年代に人気を博した日本のポップミュージックで、令和時代の若者にも人気のラブソング。この時代のヒット曲は、トレンディドラマの主題歌から生まれるのが王道でした。そんな時代を超えて心に響く名曲にはどのようなものがあるのでしょうか。

「LA・LA・LA LOVE SONG」(久保田利伸 with ナオミ・キャンベル)

出典:Apple Music

息が止まるくらいの 甘いくちづけをしようよ
ひと言もいらないさ とびきりの今を

「LA・LA・LA LOVE SONG」は、久保田利伸が、当時住んでいたニューヨークの同じマンションの住人だったファッションモデルのナオミ・キャンベルとコラボレーションして生まれた曲です。1996年(平成8年)のリリースです。テレビドラマ「ロングバケーション」の主題歌に起用され、ドラマも大 ヒットしました。TikTokでは、カップル動画のBGMや若手男性グループのダンス曲として人気を博しています。2023年にはMay J. がカバー動画を発表しました。

「君がいるだけで」(米米CLUB)

出典:Amazon.co.jp

たとえば 君がいるだけで 心が強くなれること
何より大切なものを 気付かせてくれたね

米米CLUBの「君がいるだけで」は、1992年(平成4年)に発表されたシングル曲です。90年代に入ってトレンディドラマが流行する中、この曲もドラマ主題歌として起用され、売上枚数は当時の歴代最高記録となるヒットとなりました。テレビCMにもたびたび起用され、2016年には、avexの男性ボーカルグループがカバーするなど、今の時代にも聴き継がれています。

「HOWEVER」(GLAY)

出典:Apple Music

慣れない街の届かぬ夢に 迷いそうな時にも
暗闇を駆けぬける勇気をくれたのはあなたでした

1997年(平成9年)リリースの「HOWEVER」は、GLAYの12枚目のシングル曲です。オリコンチャートでは、通算5週の1位を獲得しました。テレビドラマ「略奪愛・アブない女」の主題歌です。動画サイトでは「一番好きな曲」「中3だけど親の影響でハマった」と、若い世代のコメントも多数寄せられています。

「名もなき詩」(Mr. Children)

出典:Spotify

君が僕を疑っているのなら
この喉を切ってくれてやる

Mr. Childrenの「名もなき詩」は、1996年(平成8年)リリースの曲で、リリースから1週間で100万枚を突破した日本初のシングルとなりました。テレビドラマ「ピュア」の主題歌です。大ヒット曲にも関わらず、早口言葉のようなパートがあったり、当時の放送禁止用語が含まれていたりと、尖った作りになっているのが特徴です。数多くの若手アーティストが動画サイトでカバーしていて、数十万回以上の再生回数を上げているものもあります。

「I for you」(LUNA SEA)

出典:Apple Music

心から キミを愛してる
キミに降る痛みを
拭ってあげたい

LUNA SEAの11枚目のシングル「I for you」は、1998年(平成10年)に発表されたバラード曲です。YouTubeでは「涙が出る」「最も優しく至福に包まれる名曲」と若い世代のユーザーの支持も厚く寄せられています。ハードオフ店員永田さんが2019年に公開した同曲のカバー動画には、約700件のコメントがつくなど、長く聴き続けられている名曲となっています。

情報提供元: DXマガジン_ライフ
記事名:「 【平成Jポップが奏でるラブソング厳選5曲】令和の若者たちも聴いている90年代の愛の歌!