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時代は変わっても、いつまでも色褪せない愛の歌。昭和から令和にかけて、数え切れないほどのラブソングが生まれました。その中でも、時代を超えて愛され続ける名曲が存在します。そこで今回は、愛する心を表現し、多くの人々の胸に響きわたる不朽の5曲を厳選してご紹介します。
「PRIDE」は、今井美樹が1996年(平成8年)にリリースしたヒット曲です。ドラマ「ドク」の主題歌としても起用され、160万枚以上の売り上げを記録しました。恋に落ちた女性が「今は恋人を愛することが私のプライド」と考え、その感情を歌うこの曲は、若い女性からも支持され、カラオケの定番曲となりました。また、この曲は今井美樹の夫である布袋寅泰によって作詞・作曲されたことも、特筆すべき点です。TikTokでは若いリスナーから「素晴らしい曲」「カラオケで歌う」といったコメントが寄せられています。
藤井フミヤの「TRUE LOVE」は、1993年(平成5年)にリリースされたシングル曲です。ドラマ「愛し合うということ」の主題歌として大ヒットし、オリコンチャート1位を獲得しました。シンプルでストレートなメロディーと、藤井フミヤの伸びやかな歌声が魅力で、結婚式のBGMとして使われることも多く、新郎新婦の愛の誓いの場面を彩ります。動画サイトでは英語や韓国語で「とても好きな曲です。久しぶりに聞くと本当にいい」「聴くと強く生きられる曲」と、世界中のファンが聴いていることがうかがえます。
尾崎豊の「I LOVE YOU」は、1983年(昭和58年)リリースのアルバム「十七歳の地図」の収録曲で、1991年には、シングルカットもされました。TikTokでは、日本や韓国の最近の男性アイドルによるカバー動画が数十万再生されている他、乃木坂46のメンバーのカバーも人気です。YouTubeでも「歌唱力がやばすぎる」「魂で歌っていて心に響いてくる」と、発売後40年以上経った今も惜しみない絶賛が寄せられています。
米米CLUBの「君がいるだけで」は、1992年(平成4年)に発表されたシングル曲です。90年代に入ってトレンディドラマが流行する中、この曲もドラマ主題歌として起用され、売上枚数は当時の歴代最高記録となるヒットとなりました。テレビCMにもたびたび起用され、2016年には、avexの男性ボーカルグループがカバーするなど、今の時代にも聴き継がれています。
「クリスマス・イブ」は、1983年(昭和58年)に発売された12枚目のシングルです。失恋した男性の切ない思いを歌ったこの曲は、日本を代表するクリスマスソングです。1988年から2000年まで、断続的にJR東海のクリスマス・エクスプレスのCMに起用されました。2015年には30年連続でオリコンチャート100位以内にランクインし、ギネス記録にも認定されました。YouTubeでは、「街角にこの曲が流れてくるとキラキラした世界になる」「クリスマスがあるおかげでこんなに素敵な歌がある」と、若い世代のファンからも熱いコメントが寄せられています。