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超高齢社会に突入した日本で、労働力不足という“見えない危機”に挑む新たな一手が発表されました。人とテクノロジーを融合させる“ヒューマニズムテック”という新発想で、社会インフラを進化させる「impact mirAI」。その全貌と狙いとは?
インパクトホールディングスは、2025年7月にインフラDXに特化した横断組織「impact mirAI(インパクト ミライ)」を発足します。
背景にあるのは、少子高齢化・人材不足という日本全体の構造課題。コロナ後のインフレと人件費高騰を経て、現場では「人手に頼らない運用」と「人にしかできない判断力」を両立させるDXニーズが急増しています。
impact mirAIでは、同グループ内の「impactTV(デジタルサイネージ)」「impact・e(セルフオーダー)」など7社が連携。全国30万人の登録人材や20,000席超のコールセンター実績など“人と現場”に根ざした知見に、IoT・HRテックを掛け合わせたソリューションを提供していきます。
キーワードは「省人化」「見える化」「メディア化」「リモート化」。サイネージ、オーダー端末、接客データ、人材配置など多領域を一元設計することで、物流・飲食・商業施設などの社会インフラに革新をもたらす構えです。
組織を率いる川村雄二氏は「“感動”を軸に、変化を“Wow!”に変える」と語り、AI×人材×現場力による“脱・労働集約”の未来図を提示。デフレ脱却と人口減少の狭間で、日本発の持続的インフラモデルがどう進化するか、注目が集まります。
詳しくはインパクトホールディングス公式サイトまで。
レポート/DXマガジン編集部 海道