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帯状疱疹が発症する部位は、お腹まわりと胸まわりを合わせると約6割という比率。小さな発疹から始まって、やがて帯状に広がっているのが特徴です。
帯状疱疹はまだ皮膚の表面に現れる前の、体の中にいる初期症状で見つけることができます。表面に来る途中で気づく方法があるのです。帯状疱疹のアンケートをとった700人のうち、じつに8割が実際に体験していました。
それが発疹前の痛みや違和感。言葉で表現すると「チクチク・ピリピリ・ズキズキ」という痛みです。すなわち、帯状疱疹の初期症状は電気が走るような痛み。ウイルスが神経を移動しているからこその痛みといえます。
帯状疱疹の初期症状のポイントは、皮膚の内側に痛みや違和感を感じたら、その部分を注意して見ておくこと。発疹ができたら帯状疱疹の初期症状の可能性が高いと考えられます。一刻も早く病院で治療を開始してください。
ただし、帯状疱疹になった人でも初期症状で違和感を感じない人も相当数います。そこで覚えておきたいのが、帯状疱疹はウイルスが増殖するとどんどん増えるということです。
1日目よりも2日目に発疹が増えたと思ったら、帯状疱疹の初期症状を疑います。また、発疹と痛みが同時に始まることが多いのも帯状疱疹の初期症状の特徴。それらを見つけたら、すぐに病院を受診して治療を始めましょう。