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寝れないときに無理にベッドで眠ろうとすると、寝れないことの不安感から余計に眠れなくなります。仮に寝れたとしても、眠りが浅くなるなど睡眠の質も悪くなってしまうのです。
質の悪い睡眠は、成長ホルモンの分泌を減らしてしまいます。すると脳と体の修復が不十分になって、体にさまざまな支障をきたすのです。
さらに、寝れない経験を繰り返すことで、ベッドに入るだけで無意識に目がさえてしまいます。こうなると寝室に向かうだけで勝手に覚醒反応が出るようになるのです。
このため、寝れないときに無理に眠ろうとすると、不眠症の原因となる可能性があります。寝れないときは、眠くなるまでベッドに入ってはいけません。
ベッドに入って30分以上たっても寝れないときは、いったんベッドから出て暗い部屋で眠くなるまで待つとよいでしょう。眠くなってきてからベッドに入るようにしましょう。
寝れないときは呼吸が乱れない程度のストレッチがおすすめ。人は体温が下がると眠くなる性質があるからです。ストレッチは抹消の血管を広げて一時的に体温が上昇します。体温がスムーズに下がると、眠くなるというわけです。