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ひじをついて座ることの問題点は、脊椎が前後左右に曲がるだけでなく、ひねりの動作が加わることにあります。この姿勢を続けていると、左右の筋肉のバランスが悪くなって、体の歪みができてしまうのです。
そこで、間違った座り方によって出てしまう体の歪みを、簡単にリセットするストレッチを2種類紹介しましょう。まず1つめは椅子に座骨で座るようにして背筋を伸ばします。
この姿勢から片方の手を上げてください。そして、手を上げた側のお尻を下に下げる感じで、上げた手とは逆の方向へ体を横に曲げるのです。これで脇腹の筋肉がよくストレッチされるでしょう。
もう1つの体の歪み解消ストレッチは、椅子に座った体勢で両手を合わせたら、まっすぐ伸ばして手の先を右足の膝の外側に持っていきます。体は少し前に倒してかまいません。
この体勢から、右手を外側に開きながら斜め後ろ上方へ体をひねるのです。お尻が上がらないように注意して、目線は右手の先を見るようにします。元に戻したら、両手を左足の外側において、逆側に体を開きましょう。
これを左右3回ずつ行います。長時間座るときは、90分おきくらいに体の歪み解消ストレッチをやるのがおすすめ。体の歪みをリセットするだけでなく、リフレッシュ効果も期待できます。