机にひじをついて座る姿勢は、側弯症のリスクが高まります。側弯症が進行すると腰や背中に痛みを感じたり、最悪の場合には心臓や肺が圧迫されて心肺機能を低下させる危険があるのです。そこで、体の歪みを簡単にリセットするストレッチ2種を紹介しましょう。



体の歪みをリセットするストレッチ


ひじをついて座ることの問題点は、脊椎が前後左右に曲がるだけでなく、ひねりの動作が加わることにあります。この姿勢を続けていると、左右の筋肉のバランスが悪くなって、体の歪みができてしまうのです。


そこで、間違った座り方によって出てしまう体の歪みを、簡単にリセットするストレッチを2種類紹介しましょう。まず1つめは椅子に座骨で座るようにして背筋を伸ばします。


この姿勢から片方の手を上げてください。そして、手を上げた側のお尻を下に下げる感じで、上げた手とは逆の方向へ体を横に曲げるのです。これで脇腹の筋肉がよくストレッチされるでしょう。


体の歪み解消ストレッチは90分おき


もう1つの体の歪み解消ストレッチは、椅子に座った体勢で両手を合わせたら、まっすぐ伸ばして手の先を右足の膝の外側に持っていきます。体は少し前に倒してかまいません。


この体勢から、右手を外側に開きながら斜め後ろ上方へ体をひねるのです。お尻が上がらないように注意して、目線は右手の先を見るようにします。元に戻したら、両手を左足の外側において、逆側に体を開きましょう。


これを左右3回ずつ行います。長時間座るときは、90分おきくらいに体の歪み解消ストレッチをやるのがおすすめ。体の歪みをリセットするだけでなく、リフレッシュ効果も期待できます。


情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 体の歪みを簡単にリセットするストレッチ2種