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成長遺伝子を組み換えたマウスは筋肉トレーニングしなくても筋肉量が増えるのだとか。さらに筋トレさせると、普通のマウスが10%増加するのに対して、組み換えマウスは50%以上も筋肉量が増加。このように私たちの能力というものは、遺伝子に大きく影響を受けるのです。
たくさん食べてもまったく太らない人もいれば、少し気をゆるめるとすぐに太ってしまい人もいます。これらは生まれ持った体質です。いわば遺伝子に組み込まれていること。人間の体は、遺伝子に大きく左右されているのです。
筋肉トレーニングの効果も遺伝子の影響を逃れられません。ちょっと筋肉トレーニングするだけで腹筋が割れる人もいれば、いくら筋トレしても体がシェイプアップしない人も…。筋肉も遺伝子に大きく影響を受けています。
それを裏付ける実験データを紹介しましょう。成長遺伝子を組み換えたマウスと普通のマウスの3週間後の筋肉量を比較したところ、普通のマウスの筋肉量が変わらなかったのに対して、遺伝子組み換えマウスは筋肉トレーニングなしで30%も筋肉量が増えていたのです。
さらに驚くべきは、遺伝子組み換えマウスと通常のマウスが同じ期間に筋肉トレーニングをした場合。通常マウスは10%の筋肉量の増加が認められたのに対して、組み換えマウスは50%以上も筋肉量が増加していたのです。
これを人間に置き換えれば、成長遺伝子が優位な人間がいたとしたら、一般人が筋肉トレーニングしても追いつかないということ。成長遺伝子が優位な人間が本気で筋肉トレーニングしたら、その差は開くばかりでしょう。
だからといって、筋肉トレーニングをあきらめる…という話ではありません。筋肉トレーニングなどする際は、体のどの部分に優位性があるかの見極めが大切。速筋系なのか遅筋系なのかなど、自分に合った筋肉トレーニングを行うようにしましょう。
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