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何度もオーバーラップを繰り返す疲れ知らずの走力と、小柄ながらも当たり負けしない体幹で、セリエAの名門インテルまで登りつめたのが長友佑都選手。そんな長友選手が走れるカラダを作った体幹ストレッチを紹介しましょう。可動域を広げてから走ると、体への負担がまったく違うのです。
長友選手の体幹ストレッチは2種類。股関節のストレッチと腰のストレッチです。さっそく、体幹ストレッチのやり方を見ていきましょう。
股関節のストレッチは、足を肩幅よりやや広めに開いたら、両手をひざに置いて軽く腰を落とします。目線はまっすぐ前を見て、背中が曲がらないように注意してください。
この体勢から下半身を固定して、片方の肩を体の前に入れるのです。目線もひねった方向へ向けます。10秒キープしたら反対の肩を入れて…と交互に数回繰り返してください。最後に両ひじをひざにつけて、股関節と背中を伸ばして終了です。
長友選手の体幹ストレッチの2つめは腰のストレッチ。肩幅より広めに足を開いたら、腰に手を当てて立ったら準備完了です。まずは上半身をあまり動かさないようにして体重を左足にのせます。
この体勢から当てていた手で押し出すように、腰を右回りに1回転、左回りに1回転させるのです。終わったら右脚に体重を乗せて、腰を左回りに1回転、右回りに1回転させます。
長友選手の2つの体幹ストレッチの目的は、腰と股関節と背骨をゆるめること。体幹ストレッチで可動域を広げてから走ると、体への負担がまったく変わるからです。ぜひ試してみてください。
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