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快便のポイントは、大腸から肛門までをなるべくまっすぐにすること。しかし、日本人は和式トイレならまっすぐになりますが、洋式トイレでは大腸から肛門が曲がった状態になるのです。
私たちの腸を左側面から見ると、上から下に向かう大腸の出口部分に直腸と肛門があります。洋式トイレに座ると、大腸と直腸との結合部分が少しだけ「くの字」になるのです。
これでは、直腸から肛門へのルートが垂直ではなく左に傾いた状態となるため、便がスムーズに出てきません。これを解消することが、洋式トイレでの快便のポイントです。
ここで洋式トイレに座って上体を前に倒しすと、大腸と直腸の結合部分の「くの字」の角度が浅くなります。洋式トイレの前かがみポーズは、直腸から肛門へのルートを垂直に近づけるということ。これこそが快便に効果のある洋式トイレの座り方です。
快便効果をアップさせるなら、足の下に台を置くのがおすすめ。お風呂で使う椅子くらいの高さがよいでしょう。大腸から肛門までのルートがさらにまっすぐに近づいて、さらに快便を促します。
姿勢はまっすぐがよいものと教えられてきました。しかし、洋式トイレでの快便に関しては、体を曲げた前かがみのほうが、大腸から肛門までのルートがまっすぐになるのでした。
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