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ぽっこりお腹の原因は大きく2つ。腹部のインナーマッスルの衰えによる内蔵下垂とお腹まわりの脂肪です。そして、ぽっこりお腹の原因を解消するには、水泳のクロールが一番効果的。クロールはインナーマッスルを鍛えるだけでなく、運動強度が高くたくさんエネルギーを消費するからです。
じつは、クロールの運動強度の高さはランニングを大幅に上回ります。体重60kgの男性が30分間継続した場合、ウォーキングが100kcalで、ランニングは530kcal、そしてクロールが670kcal。ランニングの3割増しの消費カロリーということです。
地面に着地するランニングと比べて、クロールは膝や腰に大きな負担がかかりません。クロールはぽっこりお腹の解消のためにトレーニングしても、ランニングよりもケガや故障が少ないことも特徴です。
さらにクロールは負荷のかかりにくいフォームを身につけると、自然と体幹のインナーマッスルが鍛えられます。水中姿勢を安定させるのが腹部のインナーマッスルだからです。
クロールで使われる筋肉の6割が上半身。なかでも、上半身のひねりの動きが重要になります。このとき、腹圧を高めるために腹横筋が使われ、インナーマッスルが鍛えられていくのです。
しかも、正しいフォームが身につけば、そのぶん長時間泳ぎ続けることができるようになるということ。それまで以上に、カロリー消費ができるようになるのです。
すなわちクロールは、インナーマッスルを鍛えて内臓下垂を解消しながら、高いエネルギー消費で脂肪をどんどん燃焼させられるというわけ。ぽっこりお腹を原因から根本的に治してくれます。これが、ぽっこりお腹の解消にクロールが一番効く理由なのでした。
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