日常生活の合間にできるちょっとした運動が、腸内環境を改善することに役立ちます。とくに腸内環境をリセットするためにはお腹まわりのインナーマッスルが効果を発揮するのです。そこで、インナーマッスルを強化して腸内環境をリセットする方法を紹介しましょう。

お腹マッサージで腸内環境を改善

腸内環境の改善には、まずお腹のこわばりと緊張を緩めることが第一歩です。お腹が硬く緊張しているタイプに、健康な人はいません。

腹部を指でつまんでみて、軟らかいところは皮下脂肪。手の指をこの皮下脂肪の奥深くに差し込んでみて、硬くなっている場合は要注意です。

お腹が硬い人は便を外へ押し出す力が弱くて便秘になりやすい特徴があります。お腹の硬さをチェックして、硬いところをマッサージしてほぐしましょう。腸内環境を改善してくれます。

インナーマッスルが腸内環境リセット

次に、お腹を大きく膨らませてへこませる腹式呼吸を行います。この呼吸法で、ストレスなどで興奮している交感神経が抑えられて、腸の活動を支える副交感神経が優位になりやすいのです。

マッサージと呼吸法の次は、いよいよインナーマッスルの強化になります。ターゲットとなるのは、骨盤の中を通る腸腰筋です。腸腰筋は腸に作用して排便を促す働きがあります。

加えて、お腹をコルセットのように巻いている腹横筋や、骨盤の底を支える骨盤底筋を鍛えると腹圧が高まり、排便力がさらにアップ。便秘予防に効果的です。こうしたインナーマッスル強化が腸内環境のリセットにつながります。

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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 腸内環境をインナーマッスル強化でリセットする