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体幹トレーニングにおいて呼吸は非常に重要な要素です。ただ漫然と呼吸しながら体幹トレーニングメニューをこなすと、腕や足などの末端部分に力が入りやすいもの。結果的に、体幹の筋肉に刺激が入りにくくなってトレーニング効果が下がってしまいます。体幹トレーニングの効果は呼吸法で大きく変わるのです。
体幹トレーニングで効果的な呼吸法は、最初の動きで息を吐くことで末端をリラックスさせることがポイントになります。動作をするたびに息を吐いて、動作の合間に息を吸うのが基本です。
体幹トレーニングの効果を上げる呼吸法をマスターするなら、まずは難易度の低いメニューで試すのがよいでしょう。体幹トレーニングは「寝姿勢・四つん這い・座位・立位」の順で難易度がアップします。
そこで、まずは寝姿勢で実践できる体幹トレーニングメニューで、効果的な呼吸法を試しましょう。まず床に横向きになったら、下側の腕を頭上に伸ばして床につけ、上側の手をおへその前で床につけます。
この体勢でそのまま両足を床から浮かせて、左右交互に前後に動かすのです。体幹部分を固めて、末端を動かすことがポイント。上体を丸めないようにして、左右それぞれ20往復させてください。
四つん這いで実践する体幹トレーニングは、対角の位置にある手足を伸ばすメニューが定番。四つん這いの姿勢から、左手と右足をまっすぐ前後に伸ばします。背中を丸めたり反らせたりしないように、左右交互に20回行ってください。
手足を伸ばすときに息を吐いて、元の位置に戻ったら息を吸います。体幹トレーニングの効果は呼吸法だけでなく、骨盤の位置をまっすぐキープできるかも重要です。手足を伸ばすときに、骨盤が傾かないように注意しましょう。
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