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ハムストリングは太もも裏側にある大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋という3つの筋肉の総称。股間節を進展させる役割があります。ハムストリングが硬くなると骨盤が後傾しやすくなりがち。そこで、実践したいのがハムストリングのストレッチ。ふだんはコリを感じていなくても想像以上に楽になります。
太もも裏にあるハムストリングは壁を使ったストレッチが簡単です。壁に対して正面に立ったら、片足の足裏を壁につけます。できれば、かかとまでしっかりとつけてください。
この体勢から背筋を伸ばしたまま、股関節からゆっくると上半身を前に倒していくのです。左右交互に4回ずつ行います。ハムストリングはコリや疲労を感じづらい部位ですが、ストレッチすると楽になったことが実感できるでしょう。
壁を使わずに、イスに足をのせて行うハムストリングのストレッチもあります。イスの座面に片足をのせたら、同じ側の手でつま先をつかんだら準備完了。ひざを伸ばしてハムストリングをストレッチします。
イスを使ったハムストリングをストレッチのポイントは、きつくてもしっかり胸を張ること。ストレッチしながら体幹部分の筋力強化にもつながります。同時に、足先をしっかり反らせるとさらに効果的です。
ハムストリングは、タオルを使うとストレッチ効果が高まります。両足を伸ばして床に仰向けになったら、片足のひざを曲げて足裏にタオルをひっかけて、その両端を手で持ったら準備完了です。
この体勢からひざを伸ばしながらタオルをかけた足を真上に上げます。床と垂直まで足を上げたら、両手を少し引っ張ってハムストリングをストレッチ。30秒ほど伸ばしたら、反対の足もストレッチします。
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