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正しい姿勢の座り方をマスターすれば、1分間で腹筋15回分と同じ効果が期待できます。正しい姿勢で座っていること自体が腹筋の鍛え方そのもの。座っているだけで勝手に腹筋が鍛えられて筋肉量が増えていきます。正しい姿勢で座るだけの腹筋の鍛え方を詳しく見ていきましょう。
まず座ったときに骨盤に座骨というとがった部分があるのが確認できるはず。正しい姿勢で座るだけの腹筋の鍛え方は、座骨の上に均等に体重を乗せて、その真ん中に頭の中心が来るように座ってください。
ちょうど鼻の後ろくらいが真ん中に来るイメージ。鼻の後ろくらいに頭の重心があるからです。重心がしっかり座骨に乗るようにすると、横から見て耳・肩・お腹・座骨が一直線になります。
とはいえ、自分1人では正しい姿勢で座るだけの腹筋の鍛え方ができているかどうかわからないでしょう。そこで試したいのが呼吸です。正しい姿勢を意識しないで、ふだん姿勢で1回呼吸。鼻から息を吸って口から吐きます。
このとき、肺に入った空気の量を覚えておいてください。そして、今度は座骨に体重を乗せる正しい姿勢の座り方になって、鼻から息を吸って口から吐くのです。このとき、肺に一番空気が入る姿勢が座るだけの腹筋の鍛え方ということになります。
実際にやってみるとわかりますが、ふだんの悪い姿勢だと呼吸が早くなっているはず。これは肺に少ししか空気が入らないため、そのぶん呼吸が多くなってしまっているからです。
とはいえ、正しい姿勢を維持する腹筋の鍛え方を実践するのはなかなか難しいもの。ふだんから身体をまっすぐにして、背もたれに寄りかからないように習慣づけることが大切なのです。
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