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何かと便利になった世の中。その反面、失われているのが筋肉です。筋肉は衰えると年とともに歩けなくなり、寝たきりになる可能性もあります。そこで重要になってくるのが、ふだんからある程度の筋肉量を維持できているかどうかです。必要な筋肉量が維持できているかのチェック方法を紹介しましょう。
筋肉は貯金のように、加齢で落ちてくる分をあらかじめ蓄えておくことが大切です。高齢にあってつまづいて怪我をして骨折などをしてしまうと、寝たきりの時期ができてしまいます。そのためにも、筋肉量は増やしておいたほうがよいのです。
ただし、ゴリゴリに筋肉をつけるだけが筋肉量の維持ではありません。ふだんから意識することである程度、筋肉量は維持できるのです。実際、100歳を超えても元気に歩ける人は筋肉量を維持しているからといえるでしょう。
とはいえ「あなたは筋肉量を維持していますか?」と聞かれて、すぐに答えられる人は少ないはず。そこでイス1つで簡単に実践できる、十分な筋肉量を維持できているかをチェックする方法を紹介しましょう。
それが、イスから片足で立てるかどうかです。具体的には、高さ40㎝くらいのイスに座ったら、両腕を胸の前でクロスして当てた状態で、前にかがんで片足に体重をのせます。ここから反動をつけずに片足で立ち上がるのです。
問題なく立ち上がれたら筋肉量が維持できているということ。逆に、立ち上がれない人は筋肉量が足りません。ふだんからある程度の筋肉量を維持するように心がける必要があるといえるでしょう。
なお、筋肉量は太っている人のほうが落ちやすい傾向があります。太っている人は糖代謝がうまくできていないということ。インスリンの効きが悪いといえます。すると、筋肉の合成も抑えられて筋肉量が落ちてしまうというわけです。
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