大腰筋をトレーニングするとお腹を内側から引き締め、スタイルよくきれいに痩せられます。とはいえ、大腰筋は骨盤の奥にあるインナーマッスルのため、意識しないとあまり使われません。そこで、手軽にできる2つの大腰筋トレーニングを紹介しましょう。着席時と外出時にできる大腰筋トレーニングです。



イスに座って大腰筋トレーニング


家の中で手軽にできる大腰筋トレーニングは、まずはイスに浅く座って座面を軽くつかみます。そして、両脚を3秒かけて上げて、3秒かけて下すのです。ゆっくり「1・2・3」とカウントすることで、大腰筋をしっかり鍛えられます。


ポイントは反動をつけたり、体を反らしすぎないこと。大腰筋が十分に使われません。運動に慣れていない人は、無理に高く上げる必要はなし。慣れてきたら、徐々に目標を高くしていくと、より大腰筋を鍛えられます。


この大腰筋トレーニングは1セット10回として、1日3セット行ってください。やってみるとわかりますが、きつくなるのが下すとき。このときにもっとも大腰筋を使っているので、しっかり時間をかけて下してください。


出かけるときに大腰筋トレーニング


出かけるときに大腰筋をトレーニングするなら、歩幅1.5倍ウォーキングを行います。ポイントは自分が巨人になったかのように大股で歩くこと。太ももを高く上げ、歩幅は靴1個分ほど前へ踏み出すイメージ。こうして、いつもの1.5倍の歩幅で歩くようにするのです。


歩幅1.5倍ウォーキングは有酸素運動としても、脂肪が燃える効果が期待できます。連続して10分以上、トレーニングを行うと効果的でしょう。


2つの大腰筋トレーニングを1か月も行えば、確実に大腰筋が鍛えられるので自然と姿勢が改善。骨盤が正しい角度になることでぽっこりお腹が解消します。さらにはウォーキングの脂肪燃焼効果で体重減も期待できるのです。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 大腰筋トレーニングはイスに座って両足をアップ