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ダイエットをした人の体にいま、非常事態がおきています。美容や健康のためにがんばっているダイエットに成功しても、脂肪肝になる人が増加しているのです。過去にダイエットに成功したという25人の肝臓を検査してみたところ、そのうち11人が脂肪肝。うち3人は、ちょっと深刻な状態だったのです。
もちろん、すべてのダイエットが脂肪肝の原因になるわけではありません。問題は急激な体重の増減にあります。1か月で7kgや10kgも減らして、リバウンドで体重が戻るとまた急激に体重を減らすような過度なダイエットが危険なのです。
そもそも肝臓にはさまざまな役割があります。アルコールなどの解毒はもちろん、タンパク質の合成やコレステロールの合成、胆汁汁の生成、鉄の貯蔵などなど、その役割は500種類ほど。肝臓はスーパー臓器なのです。
そして、肝臓の役割の1つが「脂肪の出し入れ」になります。肝臓につながる血管には、脂肪などの栄養が流れています。脂肪は私たちの活動のエネルギーの元。適度な量が流れていないと困ります。
しかし、血液中の脂肪は多すぎてもよくありません。そこで、肝臓の肝細胞が血液中の脂肪を取り出して肝臓に蓄積します。逆に、血液中の脂肪の量が少なくなったときには脂肪を放出。血液中のエネルギー量を一定にしています。
ここでダイエットを始めると、まずは血液中の脂肪の量が減ります。すると、皮下脂肪に溜め込まれた脂肪が血液中の脂肪が大量に放出。こうして、皮下脂肪から脂肪が放出されてダイエットできるわけです。
ただし、ダイエットで飢餓状態となった肝臓は、皮下脂肪から放出された脂肪をせっせと溜め込み続けます。さらにリバウンド時には、ダイエットの反動で食事の量も多くなるため、血液中の脂肪の量が増加。肝臓はさらに脂肪を溜め込んでしまいます。こうして急激なダイエットとリバウンドが原因で脂肪肝となるのです。
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