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口呼吸の一番の問題点は粘膜が乾燥してしまうことです。粘膜はしっとりと湿っていてこそ、ばい菌などから体と守れます。それが乾燥してウイルスや細菌に侵入されやすい体になってしまうのです。口呼吸は免疫力を下げて、体に悪影響を及ぼします。そこで、口呼吸の治し方を見ていきましょう。
口呼吸を治したくても、なかには鼻が詰まって息ができないという人もいるでしょう。たしかに鼻が詰まっては鼻呼吸ができません。そんな人にとっておきの口呼吸の治し方がツボ押しです。
目の下のところに「四白」というツボがあります。目のふちから指の幅2本程度下の、ややへこんでいる部分にあります。ここを人差し指で1秒ほど押すことを、2~3回繰り返すと、鼻づまり解消に効果的です。
さらに、鼻呼吸をするのにもっとも難しいのが眠っているとき。無意識に口呼吸になっている人も多いといいます。そんなときに使える口呼吸の治し方が、テープで口が開かないようにして寝る方法です。
強制的に口を閉じることによって鼻呼吸にします。テープを貼るときのポイントは、口を軽く閉じてから貼ること。口を強く閉じた状態で貼ると、無意識で口が動いたときにテープがはがれやすくなります。
そして、もう1つの口呼吸の治し方が「あいうべ体操」です。口呼吸の一番の理由は筋力がなくなっていること。それを防止するのがあいうべ体操です。口のまわりの筋肉を鍛えることで、口呼吸になるのを防ぎます。
やり方は、まず口を大きく開いて「あ」、横に口角を広げる「い」、口を尖らせる「う」、最後にベロを下に突き出す「べ」です。4つの動作を1セットにして、4~5秒かけて行います。声は出しても出さなくてもOK。1日30セットが目安です。
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