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最近の研究によって、にんにくに含まれる免疫力をアップする成分「アホエン」をより多く生成する方法が判明しています。アホエンをより多く生成させるためには、にんにくを刻んだあと、置いておく時間が重要なのです。アホエンたっぷりの免疫力アップにんにくオイルの作り方を見ていきましょう。
じつは、にんにくを刻んだあと置いておくと、アホエンの量が変わります。細かく刻んだにんにくをすぐに油に入れるのではなく、切ったあと2時間くらい置いておいて、そのあとに油に入れるとアホエンの量が約3倍になるのです。
実際の研究によると、にんにくを刻んだ直後のアホエン保有量は11.9mgだったものが、2時間後には29.9mgに増加。およそ2.5倍も増加していたのです。
さらに、にんにくをオイルで温めるときの温度にも、アホエンを多く生成させるポイントがあります。細かく刻んだにんにくにオリーブオイルを入れて、約50度で3時間ほど温めることで、アホエンがより多く生成されるのです。
実際、温める温度を80度と50度で比べた場合、アホエン生成量が80度は12.7mgだったところ、50度は33.3mgという結果。およそ2.6倍も違っていたのです。
すなわち、アホエンを多く生成する方法は、にんにくを刻んだあと2時間ほど置いておき、そのあと約50度で3時間ほど温めることなのでした。とはいえ、50度を3時間キープするのはそうそうできることではありません。
実際に家庭で温める場合は、どのようにするのがよいのでしょう? 刻んだにんにくをオリーブオイルに入れ、それを湯せんするのがおすすめです。沸騰したお湯を火からおろし、ここで湯せんするだけでOK。そのまま自然に冷めるまで、3時間ほど置けば、アホエンをたっぷり生成させることができます。
でき上がったオイルはビンに詰めて冷蔵庫で保存。1週間を目安に使い切るようにしましょう。免疫力アップ効果抜群のアホエンたっぷりのにんにくオイルは、パンやサラダなど、どんな料理に合わせてもOKです。
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