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肌の老化に深く関わっているのが毛細血管。毛細血管が減少すると細胞に栄養が行き渡らず、肌の新陳代謝が悪くなるからです。そんな毛細血管を減らさない座り方では、しっかり背筋を伸ばすことが重要。すると、末梢の毛細血管まで血液が行き渡って、若く見えるようになるのでした。
日々の座り方でも毛細血管の数は変わってきます。とくに猫背は、毛細血管が減りやすい座り方です。胸の前のほうにある心臓から送り出された血液は、ぐるっと回って背中を通って全身に運ばれていきます。
このため、猫背になると背中の血管のカーブがきつくなるため、全身に行く血液の量が減少するのです。これが一過性であれば問題ありませんが、ずーっと猫背の姿勢でいると、全身への血液の巡り方が悪くなります。
基本的には、血流の低下が毛細血管を減らすことの原因です。このため、猫背になると毛細血管がゴースト化。毛細血管の数が減ってしまうというわけです。猫背以外にも、毛細血管によくない座り方はまだまだあります。
じつは、足を組んで座るのもよくありません。膝の裏には足先まで血液を送る重要な動脈があります。足を組むことでその動脈が圧迫されて、その先の血流が悪化。毛細血管がゴースト化するわけです。
ちなみに、正座をしたあとに足がしびれた経験は誰にでもあるでしょう。これは1回止めた血液が一気に流れて、毛細血管の壁を刺激しておこるものです。
医学的に理にかなった毛細血管を減らさない座り方は、背筋を伸ばす姿勢。血管のカーブを極力なくして、スムーズに末梢の毛細血管まで血液を行き渡らせるようにすることが大切なのです。
お年寄りでも背筋を伸ばす姿勢の人は若く見えます。それは全身の血行がよく、見た目や肌のツヤなどにも反映していると考えらえるのです。
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