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体でコリを感じる場所でもっとも多い回答は「肩」。一般的に多く日本人が理解している肩こりには、首の後ろ側が痛くなる症状があります。じつはこれ、肩こりというよりは「首こり」ともいうべき症状。現代病の1つです。そして、その首こりの原因は頚椎症かもしれません。詳しく見ていきましょう。
肩こりは、筋肉の疲労や炎症などでおこるのが一般的。しかし、首こりは首を支える骨のバランスが崩れることで痛みが発生します。そして、首こりを長期にわたって放置しておくのは危険なのでした。
というのも、首こりには思わぬ原因が潜んでいる可能性からあるからです。そんな首こりの原因が「頚椎症」です。そもそも頸椎は7kgもある頭を支える役目を果たしています。
そんな頚椎の中には運動神経や感覚神経などが通る脊髄、骨と骨のあいだには腕の神経につながる神経根と呼ばれるものが存在。頚椎症になると骨などが変形して、神経根や脊髄を圧迫して、しびれや痛みを引き起こします。
頚椎症の原因は、現時点では加齢変化と老化現象と考えられています。ただし、近はパソコンやスマホが普及して不自然な姿勢で作業することが増えて、頚椎症は若年化の傾向があるのです。
そこで、首こりの原因が頚椎症かをチェックする方法を紹介しましょう。手のひらを下に向けて、片手を前に出してください。この状態で、こぶしを握ってグー、開いてパー。これを1回とします。
このグーとパーを10秒間に何回できるかを調べるのです。グーとパーは、しっかり握ってしっかり開いて行います。正常な人であれば20回以上できるはず。20回行かない人は、首こりの原因が何かしら首にあると考えられます。
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