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食事中にむせるようになったり、就寝中に唾が変なところに入って起きてしまったりするといった喉のつかえには要注意。喉のつかえは、加齢によって飲み込む力が弱くなることでおこるもの。飲み込む力が弱まることで、間違って気管のほうへものが入ってしまうことでおこる誤嚥性肺炎が増えています。
誤嚥性肺炎とは、食べ物や唾液が間違って気管から肺に入ってしまう、誤嚥によっておきる肺炎のこと。飲み込む機能が低下している人は、ものを飲み込むときに気管に食べ物の一部が流れ込んでしまうのです。
こうなるとおきるのが喉のつかえ。これは誤って気管に入ったものをただちに感知して、咳で取り除こうとする生体反射です。しかし、齢をとってくると間違って気管にものが入ったときの反応自体も低下。気づかないと肺炎になってしまうのです。
齢をとると反射機能は衰える一方。だからこそ、将来に誤嚥性肺炎にならないためには、自分の飲み込む機能をしっかりチェックしていることが大切です。そこで、飲み込む機能をチェックする方法を紹介します。
それは30秒間に何回、唾液を飲み込めるかを数えるだけの簡単なテスト。やり方は、人差し指と中指を喉ぼとけを軽く挟むように当てます。この状態で唾液を飲み込むと、喉ぼとけが人差し指をいったん超えてまた元に戻るはずです。
これを1回とカウントして、30秒間で唾液を何回飲み込めるかをチェックします。ただし、誤嚥しないように慌てずに、唾液は確実に飲み込んでください。テストのクリア基準は6回。5回以下の人は飲み込む機能が落ちている可能性があります。
そんな喉のつかえを改善するなら、喉の筋肉トレーニングが有効です。喉の筋肉を鍛える方法は、仰向けに寝たらつま先を見るように頭を上げるというもの。この姿勢を1分間キープします。1日3回を目安に6週間ほど続ければ、効果が出るでしょう。
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