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世界の叡智が集まるアメリカ・ハーバード大学から、このほど驚きの研究成果が発表されました。なんとピーナッツを食べるだけで、心臓病や腎臓病のリスクが下がり、死ぬ確率が2割も減るというのです。体に悪いイメージのピーナッツのどこに、そのような効果が隠されているのでしょうか?
これはハーバード大学が30年かけて、12万人を追跡調査した結果。ピーナッツを毎日食べる人は、食べない人と比べて2割も死亡率が低いのです。研究の責任者も「ピーナッツ効果であなたを何年も長生きさせてくれます」と話しました。
ピーナッツの効果の理由は血管にあります。ピーナッツ効果で全身の血管が強くしなやかに保たれることがわかったのです。とはいえ、ピーナッツは食べると太りそうですし、ニキビや鼻血の原因となるイメージがあります。
たしかに、ハーバード大学の研究責任者も「ピーナッツはこれまで体に悪いと信じられてきました。しかし、それは大きな誤解だったのです。ピーナッツを食べれば長生きが期待できる上に、生きている間も健康でいられる」と話します。
ハーバード大学の附属病院内のレストランではいま、入院患者を対象とした健康メニューの開発が進行中です。そこで一番の注目食材がピーナッツ。キャベツや豆と一緒に炒めると、たっぷりピーナッツソテーのでき上がりです。
そんなピーナッツ効果の秘密は油にあります。ピーナッツの成分のうち、じつは50%が油。野菜の中でもダントツの多さです。
ピーナッツの油はオレイン酸やパルミチン酸、リノール酸、α-リノレン酸など。オレイン酸は悪玉コレステロールだけを減らし、パルミチン酸は血管を作る役割、リノール酸とα-リノレン酸は血管を強く働きがあります。
こうして、ピーナッツ効果で血管が強くしなやかになることで、心筋梗塞や脳出血を予防。死亡率を下げてくれるというわけです。
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