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食べても太らない食べ物はDTIが高い食材です。DTIとは「食事誘導性熱産生」。食べて消化して吸収するまでにかかるエネルギーになります。つまり、実際に食べた食べ物のカロリーからDTIの分を引いた数値が、実質的な摂取カロリーとなるのです。太らない食べ物を見分けるDTIの計算方法を紹介します。
太らない食べ物はDITを計算すればすぐわかります。そのためには、まず食材の栄養素を「糖質・脂質・タンパク質」の3つに分類。分類した3つの栄養素には、DITによる消費カロリーの割合が決まっています。
例えば、糖質は食べたカロリーの6%をDITで消費、脂質は4%、タンパク質はなんと30%となっているのです。つまり、タンパク質を多く摂取すればDITは高まるということ。すなわち、太らない食べ物ということです。
なお、DITを高めるには朝食をしっかり食べることにポイントがあります。というのも、朝というのは「断食明け」と同じ状態。英語でも「fast(断食)」を「break(破る)」するのが「breakfast(朝食)」です。
朝食は多くの人にとって8時間ほどの絶食後の状態。体の中の蓄えが少なくなっています。このため、体は朝食をなるべく早く消化・吸収して、がんばってエネルギーに変えようとするわけです。
つまり、朝食のタイミングは消化・吸収のいろいろな活動が一番高まっているということ。DITのカロリーも高くなるのです。朝食はしっかり食べて満足感を上げながら、実質の摂取カロリーを抑えることができます。
そんな太らない食べ物でもおすすめは、丸ごと食べられる小魚。同じたんぱく質でも固い食材のほうが、それだけDITが高くなります。その意味では、チーズも太らない食べ物といえるでしょう。ただし、塩分には注意が必要です。
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