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日本人の死因第2位は心臓病。心臓病で年間20万人もの人が命を落としています。心臓病の中でも多いとされるのが、心筋梗塞と狭心症です。そして、心筋梗塞や狭心症の原因となるのはドロドロ血液。そこで、ドロドロ血液をサラサラにする食べ物「鯖の水煮缶」の効果を詳しく見ていきましょう。
心筋梗塞や狭心症などの心臓病を予防するには、血液がドロドロになるのを防ぐことが効果的です。自分の血がドロドロかどうは、健康診断の結果を見ればわかります。健康診断の結果で注目すべきは、LDLコレステロールの値です。
この数値が基準値を超えていると、血液がドロドロの可能性が高いといえます。心臓病の危険度の目安となるLDLコレステロールは、男性は40~50代、女性は50~60代になると、じつに6割の人が基準値を超えているのです。
LDLコレステロール値が上がる原因はいくつかありますが、問題になるのは喫煙と運動不足とストレス。なかでも一番問題なのは食生活になります。そして、1日1食に加えて1週間食べ続ければ血液サラサラになるのが「鯖の水煮缶」です。
鯖の水煮缶には、ドロドロの血液をサラサラにするEPAと呼ばれる成分が多く含まれています。EPAは人間の体に必要な栄養素の1つ。体内で作れず、食べ物で摂取するしかありません。
EPAは青魚にたくさん含まれていますが、加工された鯖の水煮缶にはもっとも効果が期待できます。というのも、鯖の皮や血合いの部分にEPAはいっぱい入っているからです。
また、EPAは熱に弱いという特徴があります。このため、焼くと脂が出てきてしまうこともあって塩焼きも向いていません。たしかに鯖の水煮缶は過熱していますが、作り方にポイントがあるのです。
鯖の水煮缶を作るときは、生の鯖を入れてフタをして加熱処理をしています。このため、鯖の水煮缶の場合は煮汁も一緒に食べることで、EPAを逃さず摂取できるというわけです。
血液サラサラになる食べ物として、EPAの目標摂取量は1日1,000mg。最近の鯖の水煮缶には成分表にEPAが表示されています。一般的な鯖の水煮缶で、1,800mgです。加熱調理をすると2割ほど減りますが、1,000mgより多い数字になっています。
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