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昭和の健康ブームにじつは痩せる秘密が隠されています。昭和時代の健康器具でインナーマッスルトレーニングができるのです。昭和時代に流行して時とともに廃れていったものの中で、現代になってその効果が見直されているものがぶら下がり健康器です。ぶら下がり健康器の効果を見ていきましょう。
昭和時代に大流行した健康器具に、ぶら下がり健康器があります。昭和53年ごろに一大ブームを巻き起こしたぶら下がり健康器は、多いときで1日20万台もうれたほど。ただし、翌年にはブームは沈静化してしまいました。
実際にぶら下がり健康器にぶら下がってみると、結構な負担が腕や肩にかかります。ただぶら下がるだけといっても意外にハード。たしかに、これでは長続きしないかもしれません。
じつは、ぶら下がり健康器は本来、足をつけたつま先立ち状態で使うもの。実際に足をつけてぶら下がり健康器を使ってみると、かなり楽チン。腕の負担も大幅に減っています。とはいえ、ふだんはなかなかすることのない姿勢です。
ここで、つま先立ちでぶら下がり健康器を使っている体勢は、筋トレというよりはストレッチしている状態。腕の後ろの筋肉や体の脇の筋肉、背中の筋肉を伸ばしている状態になります。
すると、ストレッチで筋肉しなやかにして動きやすくすることで基礎代謝が上がり、太りにくい体に変化。さらに、つま先立ちのまま体を左右にひねったりすると、正しい姿勢を保つためのインナーマッスルを鍛えられます。
このように、ぶら下がり健康器は足をつけたままやるのが正解。負荷も少なく長続きします。全身のストレッチ運動は筋肉をほぐして基礎代謝をアップ。ひねりなどを加えるとインナーマッスルが強化できるのです。
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