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膝のトラブルで多いのが内側の痛み。とはいえ痛みが出てからでは、とれる対策も限られます。そこで、膝の内側に痛みが出る前に、もう一歩早い段階で膝の動きが悪いかをチェックする方法を紹介しましょう。しかも、用意するのはボールペン1本だけ。これで膝の内側に痛みが出るかわかります。
歩くにしても座るにしても階段にしても、膝は日常生活の中で非常に多く使う関節。膝が痛くなると動く量が減少。下半身の筋肉が衰えて、さらに膝が悪くなるという悪循環に陥ります。
そんな膝の痛みは誰でも気づけるものです。もう一歩早い段階の、膝の動きが悪いことをチェックすることで、早めの対策が打てるようになるというわけ。膝トラブルでとくに多いのが内側の痛みです。
一般に膝の軟骨は、とくに内側がすり減りやすいとされています。そして、すり減りが進行するとまっすぐだった脚は、徐々にアルファベットのOの字のように湾曲。俗にO脚といわれる状態になります。
こうなると、さらに膝の内側の軟骨がすり減りやすくなるのです。もともとO脚やガニ股気味の人は、長いあいだ内側の軟骨に負担がかかり続けているので一層の注意が必要です。
膝の内側の痛みを事前にチェックする方法は、まず立ち上がった状態で片側の膝の内側の一番出っ張ったところにボールペンを当ててください。そして、そのままもう一方の膝をすぼめるように閉じましょう。
手を離してもボールペンが落ちなければクリアです。このとき、足は曲げずに必ず伸ばした状態で行ってください。ボールペンを挟めずに落としてしまったり、閉じたときに痛みが出た場合はアウト。将来的に、膝の内側に痛みが出る可能性が大といえるでしょう。
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