口腔乾燥症、いわゆるドライマスは健康寿命を縮まる可能性があります。ドライマウスはただ口の中が乾燥するだけではありません。虫歯になったり歯槽膿漏になったり、はたまた誤嚥性肺炎になったりという合併症を引き起こします。そんなドライマウスの予防にはうま味成分が効果的です。



ドライマウスにかかる人が急増


人は1日に1~1.5リットルほどの唾液を分泌。唾液をしっかり出すことっで口内の細菌を抑えて、虫歯や歯周病などを防いでいます。さらに、感染症や心筋梗塞、関節リウマチの予防につながるともいわれているのです。


すなわち、しっかり唾液を出すことは健康寿命を伸ばすことにつながるということ。しかし、年齢とともに唾液が出にくくなる病気であるドライマウスにかかる人が近年、急速に増えています。


ドライマウスの原因の1つは現代人の食事にあるといいます。昔に比べてやわらかい食べ物が増え、噛む回数が減ると同時に噛む力が弱まり、唾液の分泌量が減っているのです。また、ストレスや加齢、生活習慣病などが原因でドライマウスになることもあります。


ドライマウスの予防にうま味成分


そこで、自分がドライマウスかどうかを簡単にチェックする方法を紹介します。ガムを5分ほど噛んで唾液が出ていないと感じたら、ドライマウスの可能性があるといえるでしょう。


ドライマウスの予防に大切なのは、いろいろな食材に含まれているうま味成分を摂ること。うま味成分には、カツオ節や豚肉などに含まれるイノシン酸、椎茸などに含まれるグアニル酸、昆布やトマトなどに含まれるグルタミンなどがあります。


そして、うま味成分を摂ると脳が刺激され、少しずつ時間をかけて唾液が出続けるというわけ。ドライマウスの予防にはいろいろな食材のうま味成分を撮ることが効果的なのです。


【関連リンク】

低気圧の頭痛を治すなら酔い止め薬を飲むべし

胃下垂の治し方!!インナーマッスルを鍛えるべし

ふくらはぎを筋トレすると高血圧を解消できる!

ふくらはぎの筋肉は短距離と長距離で大きく違う

メラノーマの写真を見ながら見分け方をチェック



情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 ドライマウスの予防にうま味成分が効果的だった