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痩せたいのについつい食べ過ぎてしまう経験は誰にもあるはず。何度もダイエットを失敗している人もいるでしょう。じつは、ついつい食べ過ぎてしまうのは、あなたの意志が弱いということだけではありません。レプチンと呼ばれる、満腹ホルモンが減少していることが原因です。
ついつい食べ過ぎてしまう原因は、満腹ホルモンの減少にあります。満腹ホルモンとは、食欲にブレーキをかけてくれるホルモンです。正式名称は「レプチン」になります。
レプチンとは、食事をすると分泌される物質で、脳の視床下部にお腹がいっぱいになったと合図を送るのが役目。こうして、食欲にブレーキをかけてくれて、食べすぎを防いでくれるホルモンなのです。
「食事をすると満腹中枢が刺激される」という話を聞いたことがあるはず。これこそ満腹ホルモンであるレプチンの働きです。レプチンはまだまだ新しいホルモンで、世界中で現在進行形で研究が進んでいます。
そして、過度なダイエットや生活習慣の乱れによってレプチンが減ってしまって、その結果ついつい食べ過ぎてしまうことがわかってきたのです。逆にいえば、レプチンが増えれば食べ過ぎもおこりません。
このレプチンを増やすには睡眠が重要です。アメリカのスタンフォード大学の研究データによれば、レプチンと睡眠時間の関係をグラフ化すると、睡眠時間が増えるほどレプチンが増えています。
しかもグラフを見ると、睡眠時間が8時間を超えると、レプチンの増加量が急上昇。具体的な理由までは解明されていませんが、8時間以上寝ることでレプチンは増やせすことができるのです。
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